J鷺ノ宮駅〜野方駅コース  

コース 踏破記  

今日は中野区の鷺ノ宮駅〜野方駅コースを歩きます。鷺ノ宮駅をスタート地点として、都立家政商店街で時季外れの「かせいチャン七福神巡り」をします。  

鷺ノ宮駅〜野方駅コース

鷺ノ宮駅〜野方駅コースの歩行距離は約3.0km(約4,290歩)、歩行時間は45分、消費カロリーは約135kcalです。

スタート地点:鷺ノ宮駅
↓ (約0.3km:約 5.0分)
@福蔵院【山門をくぐった右側には石造の十三仏があり、冥界で生前の審判を受ける死者の救済を願って安置されています】
↓ (約0.1km:約 2.0分)
A鷺宮八幡神社
↓ (約1.4km:約21.0分)
Bかせいチャンモニュメント
↓ (約1.2km:約18.0分)
ゴール地点:野方駅


スタート地点の鷺ノ宮駅南口から歩き始めます。駅南口の前から妙正寺川に架かる宮満寿(みやます)人道橋を渡ります。人道橋とはいっても、幅3mの立派な橋です。橋名表示プレートが手書きの上に、破れかけていてやや貧弱な気はしますが。



人道橋を渡って曲がりくねった路地を進むと福蔵院があります。福蔵院は真言宗豊山派の寺院で、僧頼珍が大永元年(1521年)に創建したとされています。江戸時代には、隣接する鷺宮八幡神社の別当寺(べっとうじ)を務めていました。別当寺とは、神社の祭神が仏の権現であるとされた神仏習合の時代に、神社を管理するために置かれた寺のことです。神前読経など神社の祭祀を仏式で行い、その主催者を別当(社僧の長のこと)と呼んだことから、別当のいる寺を別当寺と称しました。福蔵院は、御府内八十八ヶ所霊場の十四番札所になります。



山門をくぐった先の右側には、江戸初期のころ奉られた石造の十三仏が並んでいます。案内板には、それぞれの忌日毎に救済を行う仏菩薩の名前が書かれています。

福蔵院の十三仏

ここにならぶ仏菩薩が十三仏です。右から不動明王(初七日)・釈迦如来(二七日)・文珠菩薩(三七日)・普賢菩薩(四七日)・地蔵菩薩(五七日)・弥勒菩薩(六七日)・薬師如来(七七日)・観世音菩薩(百か日)・勢至菩薩(一周忌)・阿弥陀如来(三回忌)・阿【しゅく】如来(七回忌)・大日如来(十三回忌)・虚空蔵菩薩(三十三回忌)です。この十三の仏菩薩は、死後の忌日をつかさどるもので、冥界で生前の審判を受ける死者の救済を願ってまつられたものです。このように自他の供養がまとめて修められることから、室町時代以降、民間で広く信仰されました。銘によれば、八体は、寛文六年(1666年)の大日如来像を最古として、貞享二年(1685年)の普賢菩薩像に至る十九年間に造立され、あどの五体は破損したものとみえ、現存のものは百余年後の寛政八年(1796年)に真言講中の二十七人によって再建されたものです。このように石像で十三体そろったものは都内でもめずらしく、他の石仏と同様、江戸時代後期の日常生活に深く根づいていた庶民信仰の現われといえましょう。




福蔵院に隣接して鷺宮八幡神社があります。塀の上に掲げられた長大な案内板には、神社の由緒が書かれています。

鷺宮八幡神社

御由緒

康平年間(1058年〜1065年)、源頼義公勅を奉じ東国平定後鎌倉街道に面した当地に社殿を建て八幡神の御神霊を奉祀し戦勝感謝国家安泰、源氏の隆昌を祈願したのが始まりと伝えられる。往昔、境内に老樹林立し鷺が多く棲んでいたので、里人は鷺宮大明神と称し、これが地名の起因となった。正保二年(1645年)今川直房所領の頃、八幡神社と改称した。慶安二年(1648年)以降江戸幕府より御朱印七石余を寄進せられ、中野区内に於いて御朱印を付与された唯一の神社で崇敬厚き古社である。




鷺宮八幡神社を出て、八幡橋で再び妙正寺川を渡ります。鷺ノ宮駅の北口を回り込むようにして、北に向かいます。新青梅街道に突き当たり、右折してしばらく進みますと都立家政交差点があります。そこを右折しますと、昭和の雰囲気が漂う都立家政商店街となります。都立家政商店街は、西武新宿線の都立家政駅前の南北600mの両側に加盟店93店舗が並ぶ商店街です。街路灯も街路もきれいに整備されていて、野口五郎が歌った「私鉄沿線」のような感じがします。



都立家政商店街には、思いもかけないところに「かせいチャン七福神」の像が置かれています。「かせいチャン七福神」は、その名の通り七福神に扮した「かせいチャン(後述)」を巡るコースです。かせいチャン七福神は、街角でお花に囲まれていたり、植木の影に潜んでいたり、公園の脇にあったりと、探しながら巡るのも楽しいものです。すべての七福神に出会えるかどうかは運次第です。最初の布袋尊像は通りの角の植え込みの中に鎮座しておられます。結構目立つ場所に置かれていますので、ウォーキングマップを参照すれば簡単に見つけられます。漫然と通り過ぎると気がつかないでしょう。

布袋尊

笑門来福、夫婦円満、子宝の神様です。




福禄寿は商店街から分かれた路地に面して鎮座しておられます。植え込みの中ですが、周りの植物の背丈があるので、見る角度によっては葉っぱに隠れて見落とすかもしれません。

福禄寿

招徳人望の神様です。




弁財天は、民家の前の植え込みに鎮座しておられます。デコレーションが凄いことになっていますね。

弁財天

知恵財宝、愛嬌縁結びのご利益がある神様です。




都立家政駅の手前に、「フルーツパーラー サンフルール」があります。中野区主催のオフィシャルグルメグランプリで「中野の逸品グランプリ2010」を受賞した有名店です。



ウォーキングマップには次のように紹介されています。

フルーツパーラー サンフルール

生フルーツゼリー
食べごろを迎えたフルーツを、保存料など使用しない自然な味わいのゼリーに。店内ではフルーツのカッティング教室も開催。

電話 03-3337-0351
中野区鷺宮3-1-16
営業時間 10時〜18時
休業日 不定休




都立家政駅を通り過ぎ、今度は西武新宿線の南側を巡ります。



都立家政駅の直ぐ先の西武信用金庫鷺宮支店前には、「かせいチャンモニュメント」が置かれています。駅名「都立家政」の”かせい”が由来で生まれたこのキャラクター「かせいチャン」は、デザインを「あしたのジョー」でお馴染みの漫画家のちばてつや氏が担当し、今やすっかり地元に根付いた可愛いゆるキャラ(「ゆるいマスコットキャラクター」の略)として知られています。都立家政商店街では、毎年夏の時期に商店街を踊り歩く「かせい阿波おどり」が開催されています。



「かせいチャン七福神」巡りを再開します。恵比寿様は植木鉢に挟まれた三角形のデッドスペースに鎮座しておられます。寂しげなお姿に見えます。

恵比寿

商売繁昌の神様です。




大黒天は見つけるのが最も難しい場所に鎮座されています。商店街から少し離れた路地の奥、鷺宮高等学校の通用門の前の植え込みの中にお隠れあそばしておられます。もう少し葉っぱが茂っていたら、見つけるのは難しいかも。

大黒天

財宝、福徳開運の神様です。




商店街からかなり離れたところに「かせい公園」があります。その向かいの塀の下に寿老人が紫陽花の木に隠れるように鎮座しておられます。隠れんぼしているみたいですね。

寿老人

長寿のご利益があると言われている神様です。




毘沙門天は、商店街の外れ近くで睨みをきかせておられます。周りには小石が敷き詰められ、神様がおわすには殺風景なところです。

毘沙門天

融通招福の神様です。




商店街を抜けた先の突き当たりで左折し、野方駅方向に進みます。通りの右手に、かなり年期の入った外観の中島屋精肉店があります。今日は日曜日でお店はお休みのようですが、毎週金曜日には特売セールをやっているみたいです。



ウォーキングマップには次のように紹介されています。

中島屋精肉店

自家製手作りメンチカツ
近くの学校や飲食店にも卸しているほど安心安全な肉を使用した「自家製手作りメンチカツ」が大人気。ジューシーでソースなしでも美味しいメンチカツです。

電話 03-3330-0402
中野区若宮1-27-9
営業時間 10時〜19時30分
休業日 日曜




西武新宿線野方駅南口に着きました。野方駅のすぐ脇には環七が通っており、野方駅発着のバス便も多くあります。駅前の商店街も賑やかで暮らしやすそうな街です。ちなみに、ラーメン店の「野方ホープ」は野方で創業しました。



ということで、「鷺ノ宮駅〜野方駅コース」を歩き終えました。「かせいチャン七福神」の御利益は如何?




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