- 05.仙台坂と品川シーサイドコース
- コース 踏破記
- 今日は品川区の「05.仙台坂と品川シーサイドコース」を歩きます。仙台坂とくらやみ坂を経て、京浜運河で磯の潮風を満喫します。最初に歩いたのは2022年1月でしたが、記憶が薄れてきましたので2024年9月に改めて歩きました。なので、冬と夏の写真が入り交じっています。
05.仙台坂と品川シーサイドコース
「05.仙台坂と品川シーサイドコース」の歩行距離は約3.4km(約4,259歩)、歩行時間は約1時間5分、消費カロリーは約293Kcalです。
スタート地点:京浜急行青物横丁駅
↓
- ポイント1 くらやみ坂
-
かっての名は仙台坂。現在、仙台坂の名は池上通りにつけられていますが、以前はこちらが仙台坂でした。
↓
- ポイント2 八潮橋
-
京浜運河を跨ぐ八潮橋は、緩やかなカーブが魅力です。東大井側の歩道にはエレベーターが設置されています。
↓
- ポイント3 京浜運河緑道公園
-
昭和五十年(1975年)に完成した全長約2.5kmの緑道公園です。対岸に走る東京モノレールを見ながら散策ができます。
↓
- ポイント4 品川シーサイド
-
日本たばこ産業工場跡地にオフィス、ショッピングモール、ホテル、高層住宅が整備された再開発エリアです。
↓
ゴール地点:京浜急行青物横丁駅
こぼれ話
仙台坂の名前は、坂のそばに仙台藩伊達陸奥守の下屋敷があったことが由来とされています。
スタート地点の京浜急行青物横丁駅から歩き始めます。
青物横丁駅直結の歩道橋で第一京浜(国道15号線)を渡りますと、青物横丁交差点から南西方向に坂が上がっています。
仙台坂は長さが約330mほどの緩やかな坂です。坂名は、坂の中程から上にかけて仙台藩伊達陸奥守の下屋敷があったことや坂上に仙台味噌の工場があったことに因んでいます。
仙台坂
仙台藩主伊達家の下屋敷や、仙台味噌の醸造所があったことから、仙台坂と呼ばれている。もとは、この坂の南方、海晏寺と泊船寺との間にある坂の名であったが、のちにこの坂の方が道幅が広がり、交通量が多くなったため、坂名が移転したものといわれている。
Sendaizaka-Slope
This slope is called Sendaizaka because there were a suburban residence of the
daimyo of Sendai feudal Lord Date and the brewery of Sendai miso. Formerly, another slope was called Sendaizaka where was between Hakusenji (temple) and Kaianji (temple) located in the south of this slope. Since this slope was widen and traffic
increased the slope was named Sendaizaka.
仙台坂の中程に仙台坂公園があります。民間の住宅開発に伴って品川区に提供された公園で、坂の途中に立地しているため上入口は狭いですが、都心とは思えないほど緑が豊かです。夏でも涼やかで快適に過ごせます。園内にはスプリング遊具と砂場があり、小さなお子さんが遊ぶのにちょうどよい雰囲気です。また小さな花壇があり、定期的に手入れがされていますのでいつ来ても花々を楽しむことができます。
仙台坂公園のはす向かいに品川エトワール女子高等学校があります。創立は昭和九年(1934年)9月19日で、当初は「町田報徳学舎」という男子商業学校として設立されました。昭和二十五年(1950年)4月に「町田学園女子高等学校」と改称し、普通科の女子高等学校として再出発しました。高校には珍しく、キャリアデザインコース・国際キャリアコース・マルチメディア表現コース・ネイチャースタディコース・保育コースの5コースが設けられています。保育コースでは保育を基礎から学び、隣接するエトワール幼稚園で実習も行っています。卒業生に、「命くれない」や「長崎の夜はむらさき」のヒット曲で知られる歌手の瀬川瑛子がいます。
仙台坂上から青葉通りという細い道に入ります。
- ポイント1 くらやみ坂
-
青葉通りを100mほど進んだところで、都道420号鮫洲大山線に合流します。都道420号線は、品川区八潮橋交差点と板橋区仲宿交差点を結ぶ特例都道で、おおむね都道317号環状六号線(山手通り)と都道318号環状七号線(環七通り)の中間を通り、「環状6.5号線」と呼称されることもあります。仙台坂上交差点から南品川三丁目交差点までの区間は、車道専用の長さ100mほどの仙台坂トンネルと、従来からある地上ルートの旧仙台坂(くらやみ坂)のふたつが存在します。元々はこちらが「仙台坂」と呼ばれていましたが、現在は青物横丁交差点から仙台坂上交差点までの区間の坂名が仙台坂になっています。
旧仙台坂は長さが約150mほどのやや急な坂で、別名を「くらやみ坂」といいます。第一京浜から大井町駅方面に向かう3つの坂(西から、ゼームス坂・仙台坂・旧仙台坂)のひとつです。元々は「仙台坂」と呼ばれていましたが、現在の仙台坂が出来てから「旧仙台坂」という坂名になりました。こういう例は他にもありますね。
旧仙台坂
江戸時代(1603年〜1867年)に、この坂の中程から上にかけて仙台藩伊達陸奥守の下屋敷があったことから、東大井四丁目と南品川五丁目の間のこの坂は仙台坂と呼ばれていました。しかし、現在は青物横丁に抜ける坂道が拡幅され交通量が増加したために、その坂の方を一般的には仙台坂と呼ぶようになり、こちらは旧仙台坂と言われるようになりました。
Kyu-Sendaizaka-Slope (Kurayamizaka-Slope)
This slope, T(t?)he one between 4-chome, Higashi-Oi and 5-chome, Minami-Shinagawa, used to be called Sendaizaka since there had been a Shimoyashiki (local office or official suburban residence) owned by a Feudal lord of Sendai, Date Mutsunokami, at the slope in the Edo period (1603-1867). Another slope to Aomono-Yokocho, however, took over a name of Sendaizaka due to an increase of the traffic caused by its extension work. This slope, therefore, has come to be called Kyu-Sendaizaka, which literally means former-Sendaizaka.
くらやみ坂から「八潮橋」に向かいます。
- ポイント2 八潮橋
-
都立産業技術高等専門学校の付近から八潮橋に向かって取付け道路が坂になって上がっています。八潮橋は京浜運河に架かる橋で、東品川と八潮団地を結んでいます。全長414mのパープルブルーカラーの橋で、京浜運河の上に逆S字型の美しい曲線を描いています。
歩行者と自転車で橋を渡る人のために、海岸通りの八潮橋交差点から専用の通路が設けられています。「歩行者昇り口」と表示してあるスロープに入るとスイッチバックの長い距離を歩くことになります。自転車はこのスロープでいいのですが、歩行者は運河の近くまで進んで、ループ式の階段を上がった方が時間がかかりません。
もっと楽をしたければ、エレベータを利用することもできます。
大きく弧を描いた先には、八潮団地の高層住宅が建並んでいます。
八潮橋の東品川側には、眼下に首都高羽田線と東京モノレールが望めます。首都高羽田線の東京臨海高速鉄道の天王洲アイル駅付近から鮫洲運転免許試験場付近までの約1.9kmの区間は、現在「首都高リニューアルプロジェクト」の一環として、長期耐久性・維持管理性に優れた構造に造り替える工事が進んでいます。完成は、令和十年(2028年度)とのことです。
八潮橋は「しながわ百景」にも選ばれています。
八潮橋を渡りきったところにある八潮団地入口交差点で方向転換し、「京浜運河緑道公園」に入ります。公園の入口に何故かトレンディな公衆トイレがあります。芸術作品のようなお洒落な建物ですね。
- ポイント3 京浜運河緑道公園
-
京浜運河緑道公園は、大井ふ頭の北西部から中西部(八潮パークタウンまで)の京浜運河沿いに広がる緑道公園です。対岸を走る東京モノレールの天王洲アイル駅と大井競馬場駅間にほぼ相当し、長さは約2.5キロメートルあります。公園は1975年12月1日に開園し、面積は約8万1千uあり、遊歩道沿いに樹木や草花などが植えられていて、釣りも可能となっています。
京浜運河緑道公園から、大井北埠頭橋を渡って「品川シーサイド」に向かいます。この道路は、青物横丁駅から始まるジュネーヴ平和通りに繋がっています。
- ポイント4 品川シーサイド
-
品川シーサイドフォレストは、品川区東品川四丁目で行われた「品川区東品川4丁目第1地区第1種市街地再開発事業」によって整備された大規模街区の名称です。通常は「品川シーサイド」と呼ばれています。日本たばこ産業品川工場などがあった約7万2900uの土地を同社と鹿島建設が新駅開業に合わせて再開発し、オフィスビルやショッピングセンターなどが整備されました。
当初はダイエーも参画してオフィス棟の一部を取得して本社を移転させると共に出店することを計画し、予定地の一角を利用して平成八年(1996年)11月28日に会員制ディスカウント店「コウズ品川店」を開業しました。しかし、平成十年(1998年)8月、ダイエーは業績悪化に伴いオフィスビル取得や商業施設の進出を断念し、「コウズ品川店」も同年9月27日に閉店し、再開発事業から完全に撤退しました。この撤退により計画頓挫を余儀なくされましたが、流通グループのイオンが進出を決めて弾みがつき、再び計画が動き出しました。平成十四年(2002年)9月30日に第1期が竣工し、同年10月17日にイオン品川シーサイドショッピングセンターがオープン、同年12月1日に品川シーサイド駅が開業、次いで平成十七年(2005年)8月に第二地区の3棟のビルが竣工して大規模開発は終了しました。
イオン品川シーサイドショッピングセンターに隣接して、オーバルガーデンという半地下の広場があります。広場の外周部分に沿って地下1階から地上2階に飲食店・物販店・クリニック・ATMコーナーなどが配置され、休日には子供向けのイベントも多く開催されています。イベントには、「オーくん」と「バルちゃん」というマスコットキャラクターの着ぐるみが登場することもあります。
敷地の北西端には、ジュネーヴフォレストと呼ばれる広場があります。樹木の他、品川区と友好都市提携を結んでいるスイスのジュネーヴに因み、「品川ジュネーヴ友好の花時計」という花時計もあります。
ゴール地点の青物横丁駅に着きました。
ということで、品川区で五番目の「05.仙台坂と品川シーサイドコース」を歩き終えました。次は品川区で六番目の「06.目黒川桜並木コース」を歩きます。
戻る