19.大井ふ頭中央海浜公園コース  

コース 踏破記  

今日は品川区の「19.大井ふ頭中央海浜公園コース」を歩きます。京浜運河に面した超広大な大井ふ頭中央海浜公園の渚から大井競馬場を遠望しつつ、公園内の様々な散策路・広場を巡ります。最初に歩いたのは2022年1月でしたが、記憶が薄れてきましたので2024年10月に改めて歩きました。なので、冬と秋の写真が入り交じっています。

19.大井ふ頭中央海浜公園コース

「19.大井ふ頭中央海浜公園コース」の歩行距離は約3.3km(約4,125歩)、歩行時間は約1時間4分、消費カロリーは約290Kcalです。

スタート地点:東京モノレール大井競馬場前駅
ポイント1 自然観察路
樹木・淡水池保全地区には周回路があります。鳥の鳴き声を聞きながら、都会で森林浴気分が味わえます。
ポイント2 夕やけなぎさ
運河の向こうは大井競馬場。釣りが楽しめる砂浜です。北側は干潟保全地区になっており、南側ではバーベキューが行えます。
ポイント3 くすのき広場
ピクニックや運動に最適な芝生の広場です。スポーツの森エリアの中央にある並木道へと続いています。
ポイント4 さくら広場
ソメイヨシノの桜並木の両側には、こんもりとした緑の芝生が広がっています。

ゴール地点:東京モノレール大井競馬場前駅

こぼれ話
東京オリンピック・パラリンピックの競技場は、スポーツの森エリアに建設される予定です(ガイド発行時点の情報)。


スタート地点の東京モノレール大井競馬場前駅から歩き始めます。



勝島橋を渡りきったところから京浜運河沿いの遊歩道に入ります。



大井ふ頭中央海浜公園は、東京港に面する16ヶ所の都立公園「東京港南部地区海上公園」のひとつとして1978年に開園しました。面積は約45万平方メートルあり、道路を挟んで大きく「スポーツの森」と「なぎさの森」とに分かれています。「スポーツの森」では野球・サッカー・テニスなどのスポーツ、そして「なぎさの森」では釣り・磯遊び・バーベキューなどのレジャーを楽しむことができます。最初に、なぎさの森を散策します。



京浜運河沿いの遊歩道の脇には、あちこちにモニュメント(パブリックアート)が置かれています。水際に立つポールの上に止まった鳥に腰を下ろした天女のような像は、一色邦彦作の「碧翔(へきしょう:青空)」です。鳥につかまり、今にも飛び立とうとする姿が力強さを感じる彫刻は、加藤昭男作の「南の空へ」です。



水辺に面して小さな広場があり、自然観察用のベンチが設けられています。柱に支えられた屋根には板が渡してありますが、雨露は凌げません。これは「防災パーゴラ」といわれ、災害時や行事などの際に仮設テントとして使われるものです。予め骨組みが出来ていれば、後はテントを被せるだけですから便利ですね。しかも、ベンチはテントの部材を収納する保管箱の役割も持っていて、緊急時にも直ぐに組み立てることが出来るようになっています。いくら部材があっても、寸法が合わなかったらテントは設営出来ませんからね。但し、組み立て時には90cm以上の脚立が必要ですので、ちょっと微妙かも。



ポイント1 自然観察路

広場の脇から小径を進んだ先に「自然観察路」があります。淡水池の周囲に通路があり、周囲から隔絶された自然のままの姿を観察することができます。



こんな感じです。革靴では歩けませんね。



自然観察路に隣り合って「彫刻広場」があります。広場の中央には、イヌイット・アート(主にカナダ北極圏に住むイヌイット族の人々が作り出す芸術の総称)を彷彿とさせる彫刻が並んでいます。1992年に制作された掛井五郎氏の作品で、個性的な三つの彫刻を合わせて「三人三様」というひとつの作品になっています。



自然観察路から夕やけなぎさに向かいます。「なぎさの森管理舍」の脇に干潟観察路に入るゲートがあります。土・日・祝日のみ入場可能で、2022年1月に訪れた際は運良く入れました。



150mほど進んだ先に野鳥の観察壁があり、間近に干潟の野鳥を観察することができます。



干潟観察路から戻って、森林の中の遊歩道を進みます。途中に、「夕やけ橋」という名前の長い人道橋が架かっています。



橋の途中には、富士山の絶景ポイントがあります。残念ながら、今日は雲に隠れて見えませんね。



ポイント2 夕やけなぎさ

「夕やけなぎさ」は、京浜運河沿いに作られた全長30m程の小さな人口浜です。水深は50cm〜1mと浅く、底質は砂で石が多く点在しています。浜の北側は鉄柵で仕切られ、干潟保全地区になっていて、鉄柵から先での釣りは禁止されています。浜の南側は岩場のようになっています。コメツキガニ・ボラ・マハゼなどが観察できます。



夕やけなぎさから、京浜運河越しに大井競馬場が遠望できます。



夕やけなぎさにはバーベキュー場が併設されていて、バーベキューをしながら釣りを楽しむこともできます。



夕やけなぎさの先に、京浜運河沿いに南へ300mほど続く「はぜつき磯」があります。岸から5mほど先まで石が投入され、全体的に人工磯のような釣り場になっています。釣れる魚は主にハゼですが、夏場にはシーバスやクロダイなども狙え、はぜつき磯全体で釣りが楽しめます。



新平和橋東詰で横断歩道を渡り、「スポーツの森」に入ります。左手には、「せせらぎの森」の鬱蒼とした樹林が広がっています。せせらぎの森の中央には、公園の整備前からあった水溜りをそのまま残し、周辺の雨水を流入させて水位を安定させている「自然池」があります。



右手には本格的な「大田スタジアム」があります。施設は大田区が所有し、大田区体育協会が指定管理者として運営管理を行っています。収容人員は3、338人で、アマチュア野球のほか、プロ野球の公式戦でも数試合使われています。



ポイント3 くすのき広場

「くすのき広場」は、せせらぎの森と第二球技場との中間にある広場です。広場の周囲に楠の大木が聳えています。



くすのき広場からさくら広場に向かいます。中央通路の両側には合計6面もの野球場があります。



野球場の先には大井スポーツセンターがあります。公園管理事務所やスポーツ施設の受付窓口があり、休憩スペース・トイレ・自動販売機・会議室が備わっています。



大井スポーツセンターの右手に、日本では他にまずお目にかかれないような本格的なホッケー場があります。大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場は、東京2020年オリンピック競技大会のホッケー競技の公式施設として東京都が新たに整備した競技会場のひとつで、2019年6月に竣工しました。約2、600席の恒設スタンドを備えた新設の「メインピッチ」は、電光掲示板や夜間照明設備を備え、ホッケー用の国際基準を満たした短い毛足の青い人工芝(ホッケー用ショートパイル人工芝)と競技用の散水設備を備えています。観客席を覆う屋根が雨や夏の強い日差しを遮り、快適な競技観戦が可能となっています。大会後は、数少ない公共ホッケー競技場として、競技力強化や普及に活用されるだけでなく、都民がさまざまなスポーツで利用できる多目的球技場となっています。



ポイント4 さくら広場

スポーツの森の北側入口の内側にはさくら広場があり、お花見の季節には近隣の人々の憩いの場になっています。私が訪れたのは冬と秋の時期で、人影もまばらでした。


左は1月のさくら広場の風景、右はお花見シーズンの様子です。


再び勝島橋を渡って、ゴール地点の東京モノレール大井競馬場前駅に戻ってきました。



ということで、品川区で十九番目の「19.大井ふ頭中央海浜公園コース」を歩き終えました。次は品川区で二十番目の「20.東海七福神コース」を歩きます。




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