朱雀Fセンタープロムナード  

コース 踏破記  

今日は江東区の「朱雀Fセンタープロムナード」を歩きます。お台場の中央に延びる広大な散策路を大観覧車やヴィーナスフォートのモールを眺めながら歩きます。最初に歩いたのは2022年の2月でしたが、記憶が薄れてきましたので2025年3月に改めて歩きました。

朱雀Fセンタープロムナード

ウエスト、センター、イーストの3つのエリアのプロムナード(遊歩道)から構成される、緑と水の癒し空間。話題の臨海副都心の商業施設とつながっています。

「朱雀Fセンタープロムナード」の歩行距離は約1.8km(約2、580歩)、歩行時間は約27分、消費カロリーは約81Kcalです。

スタート地点:りんかい線国際展示場駅
ポイント1 パナソニックセンター東京
パナソニックグループのショウルームです。オリンピック・パラリンピックの取組や、理科・数学の魅力を紹介しています。
ポイント2 夢の大橋
最大幅約60mの歩行者専用橋。コンセプトは「祭のにぎわい」。
ポイント3 シンボル・プロムナード公園
随所で花と緑が見られる、青海・有明・台場を結ぶプロムナード(遊歩道)。
ポイント4 パレットタウン大観覧車
高さ115m、直径100mの観覧車は約16分で一周します。
ポイント5 ヴィーナスフォート
中世ヨーロッパの街並みを模した館内に、都心初のアウトレットフロアを含む、約170のショップ・レストランが軒を連ねるショッピングモール。

ゴール地点:りんかい線東京テレポート駅


スタート地点のりんかい線国際展示場駅から歩き始めます。



ポイント1 パナソニックセンター東京

国際展示場駅前広場に面して、パナソニックセンター東京の巨大な建物があります。パナソニックセンター東京はパナソニックグループのショウルームで、平成十四年(2002年)9月に「パナソニックセンター」としてオープンし、平成十六年(2004年)に「パナソニックセンター大阪」のオープンに合わせて、「パナソニックセンター東京」と改称しました。



館内は見学しませんでしたが、次のような展示・設備があるそうです(現在もあるかどうかは分かりません)。

  • 任天堂のゲームソフトが体験できるブース「ニンテンドーゲームフロント」があり、任天堂のゲーム大会などが行われます。

  • 平成十八年(2006年)7月19日に発売された世界最大の103インチプラズマテレビが展示されています(パナソニックは平成二十六年(2014年)にプラズマ事業から撤退していますので、現在は展示されていないと思われます)。

  • パナソニックセンター東京には、「パナソニックセンター有明スタジオ」が併設されていて、パナソニックグループと吉本興業の共同運営による収録スタジオとして、M−1グランプリ決勝戦や松下電器産業株式会社の定期株主総会中継会場として使用されました。その後、吉本興業はスタジオの運営から離れ、現在はイベントホールとしての使用が主となっています。

  • 平成十四年(2002年)9月から平成十八年(2006年)6月まで、林原自然科学博物館のダイノソアファクトリーを開館しました。その後は小中学生の理数系離れを食い止めようとの意図で企画された次世代向け科学ミュージアムのリスーピア(*)が平成十八年(2006年)8月にオープンしましたが、リスーピアは令和二年(2020年)12月27日に閉館し、リニューアルしてクリエイティブミュージアムAkeruE(**)が令和三年(2021年)4月3日に開館しました。

注記:リスーピア(*)
リスーピアとは、次代を担う人材の育成を支援するために、子どもたちの理科と数学(算数)への興味や関心の向上・好奇心の醸成を目的とした体験型ミュージアムです。平成十八年(2006年)から令和二年(2020年)までの14年間で、学校団体や親子を中心に累計約460万人が来場し、社会における理数力の向上・人材育成支援に貢献してきました。

注記:AkeruE(**) 「AkeruE」という名称には、子どもたちが潜在的に持つ知的好奇心の可能性を「開ける(アケル)」と、ギリシャ語で「ひらめき」を意味する「Eureka」を育む場として体験できる施設です。展示作品の中では、原理を学ぶ科学館の要素と、美しさの中に課題提起を見出す美術館の要素を兼ね備えた学びが体験できます。



しかし、しかし、パナソニックセンター東京は、令和六年(2024年)12月25日をもって閉館しました。

パナソニックセンター東京は、2024年12月25日で閉館いたしました。

長きにわたり、私たちの活動を支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。この22年間歩んできた日々の中で、皆さまからいただいた笑顔や温かいご支援、そして厳しいご意見はすべて私たちの原動力となり、かけがえのない宝物として私たちの胸に深く刻まれています。これからもパナソニックは、皆さまの幸せを願い、皆さまのくらしに寄り添い続けて参ります。パナソニックと出会ったときには、引き続き、皆さまの声を聞かせてください。




TFT(東京ファッションタウン)ビルは、オフィススペース・会議室・研修室・3つのホールがある大型複合施設です。東館2Fと1Fの一部は、和・洋・中のレストランや雑貨ショップ、銀行・郵便局・クリニックなどが揃う「ワンザ有明ベイモール」になっています。日本最大のインテリアショールーム「IDC大塚家具」もあります。世界最大級の室内滝は必見です。



武蔵野大学有明キャンパスは、つどい橋を挟んで東西2地区に分かれています。東地区には令和三年(2021年)に完成した新校舎の4・5号館があり、講義室・実験室・研究室の他、キャリアセンター、グループワークができるアクティブラーニング教室、セミナールームが設置されています。5号館の6階にはデータサイエンス学科生専用の研究室スペースがあります。



西地区には、大学本部やその他の学部・大学院の建物があります。大正十三年(1924年)に仏教学者である高楠順次郎博士は築地本願寺内に武蔵野女子学院を創設し、その後、千代田女学園運営による千代田女子専門学校を引き受け、昭和二十五年(1950年)に武蔵野女子短期大学を開校しました。昭和四十年(1965年)に前身の武蔵野女子大学が創設され、平成十五年(2003年)に校名が武蔵野大学に変更され、平成十六年(2004年)には共学となりました。現在は、文・理・医療系の12学部20学科と、大学院13研究科、通信教育部(2学部/研究科)および1専攻科、別科2課程となっています。



正門の脇には、創立者である高楠順次郎博士の言葉が記されています。


我々が努力して
成し遂げたものは
そのままで終わりを
告ぐべきものと
思うのは間違いである
この後に
成すべきものの
第一歩である




武蔵野大学に隣接して、水の広場公園があります。公園の中には東京都水の科学館があります。水の科学館は、水の不思議と大切さを科学の視点で紹介し、水と水道への興味を深める体感型ミュージアムです。



季節は3月。北帰行かな?



ポイント2 夢の大橋

夢の大橋は、お台場の有明地区(ビッグサイト側)と青海地区(パレットタウン側)とを結ぶ、最大幅約60メートルの歩行者専用橋です。「祭のにぎわい」をコンセプトに造られ、個性的な形の照明は江戸火消しの纏や、庭園を照らす灯籠をイメージしてデザインされました。橋の中央には、有明側に「江戸名所」と「江戸の文化」を、青海側には「東京名所」と「東京の文化」を描いたタイルが敷かれています。橋上はイベントにも使用でき、又あけみ橋側から水の広場公園を眼下に眺めることができます。また、天気の良い日には富士山を眺めることもできます。



夢の大橋は、平成七年(1996年)度土木学会田中賞を受賞しています。



ポイント3 シンボル・プロムナード公園

シンボル・プロムナード公園は、青海・有明・お台場の各エリアを結んで、臨海副都心内の様々な施設をつないでいる公園です。ウエスト・センター・イーストの3つのエリアのプロムナード(遊歩道)から成っています。センタープロムナードは、青海(パレットタウン側)と有明(ビッグサイト側)を結ぶ3本の橋とお台場海浜公園方面を結ぶ1本の橋の計4本の橋で各エリアに連絡しています。東京テレポート駅とヴィーナスフォートの中間に位置する「夢の広場」は、様々なイベントが随時行われており、賑わいのある場所です。また、東京オリンピックの競技会場が多く立地する臨海地域において、観客を花と緑で迎えるために、東京の夏に適合する花の研究を造園・種苗・園芸関連企業団体や都民などと協働でサマーガーデンを作りながら行っている「おもてなしガーデン」のメイン会場にもなっています。



ポイント4 パレットタウン大観覧車

パレットタウン大観覧車は、青海一丁目に立地するパレットタウンのシンボルとして設置された観覧車です。直径100m・高さ115m・ゴンドラ数64台(うち4台はシースルーゴンドラでエアコン付き)・搭乗時間1周16分・定員6人(乳幼児を含む/シースルーゴンドラは4人)の仕様です。パレットタウン大観覧車は、パレットタウンと共に平成十一年(1999年)3月に開業した日本最大級の観覧車で、羽田空港や西新宿の超高層ビル群など東京を一望することができ、お台場を訪れた人達に人気を博しています。平成二十五年(2013年)3月にはイルミネーションの改修工事を終了し、春夏秋冬の四季をイメージしたイルミネーションを季節ごとに点灯させることが可能になりました。観覧車からの眺望は抜群で、「観覧車から見る夜景NO.1」や、日本の展望スポットベスト20に選ばれたこともあります。平成十一年(1999年)の開業時は、大阪市天保山ハーバービレッジにある天保山大観覧車を上回る世界最大の観覧車でしたが、翌年に開業したロンドン・アイに世界最大の座を明け渡しました。しかし、パレットタウン全体の再開発計画により、観覧車も令和四年(2022年)8月末に営業を終了し、翌9月から解体工事が開始され、11月末に解体が完了しました。法律の改正によって、観覧車を国内で移設することが困難になり、スクラップ(廃棄)することが決まっていましたが、耐久性に問題がなかったために、長野県大町市の鹿島槍スキー場や栃木県那須町の那須ハイランドパークにも観覧車の一部のゴンドラが設置されています。



ポイント5 ヴィーナスフォート

ヴィーナスフォートは、パレットタウンウエストモール内に整備された「女性のためのテーマパーク」と銘打ったテーマパーク型のショッピングモールとして、平成十一年(1999年)8月25日に開業しました。オープン時の店舗フロアはウエストモールの2階と3階のみでしたが、平成十八年(2006年)4月29日にリニューアルを行った際に、それまで独立した商業施設「サンウォーク」だったウエストモール1階部分を「ヴィーナスフォートファミリー(後にヴィーナスファミリーに再改称)」と改称して一体化しました。さらに平成二十一年(2009年)12月11日には3階部分がリニューアルされ、23区内では初のアウトレット「ヴィーナスアウトレット」となりました。これは通常店舗とアウトレットが同一施設に同居する初のケースです。モール内は17世紀から18世紀の南フランスや北イタリアのような中世ヨーロッパの美しい街並みが再現され、日本初となる「全天候型」の照明演出により天井には青空や夕焼けが刻々と映し出される他、噴水広場も設けられています。店舗はファッション・雑貨・化粧品・レストランなど160店ほどが出店しています。当初は、平成二十二年(2010年)6月に借地契約の期限が終了となるため、パレットタウン全体の撤去に伴ってヴィーナスフォートも営業を終了し撤去される予定でしたが、リーマン・ショックによる経済状況の悪化などを理由にパレットタウンの解体は延期され、営業も当面継続されることとなりました。その後、計画内容は大幅に変更され、スポーツアリーナ(多目的アリーナ)を建設するほか、新規商業施設を含む複合施設を平成七年(2025年)度を目処に開業するという新たな再開発計画が発表されました。これに伴い、ヴィーナスフォートは令和四年(2022年)3月27日に営業を終了し、23年の歴史に幕を閉じました。ただし、この計画にはヴィーナスフォート跡地は含まれていないため、遊休施設の活用として、閉館後のヴィーナスフォートの建物を暫定的に活用した屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が令和六年(2024年)3月1日に開業しています。



2025年3月に再訪した時は、パレットタウンの跡地東側(MEGA WEB跡地)に、多目的アリーナの「TOYOTA ARENA TOKYO」が建設されていました。令和七年(2025年)6月に竣工予定で開業は秋になるとのことです。



アリーナに隣接して、国内最大級のEV(電動)レーシングカートを中心とした都市型サーキット「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」があります。23区内では唯一のモータースポーツ・サーキットコースで、専用に開発したEVレーシングカートとシミュレーターを使用することで、屋内外のコースで本格的な都市型レーシングを体験したり、VRなどによるe−Motorsportsの体験ができます。



ゴール地点のりんかい線東京テレポート駅に着きました。



ということで、江東区で七番目の「朱雀Fセンタープロムナード」を歩き終えました。次は江東区で八番目のコースである「朱雀G有明(お台場)青海」を歩きます。




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