京成高砂駅を出て、千葉県佐倉へと通じる佐倉街道沿いを東に歩きます。柴又七福神の医王寺、宝生院をめぐって柴又駅へ向います。駅から帝釈天の題経寺まで続く約200mの門前町には、名物草だんごの店や土産物店など100年以上も続いた老舗がずらりと並んでいます。題経寺の創建は寛永6年(1629年)です。日蓮上人自刻といわれる帝釈天本尊を祀るところから柴又の帝釈天と呼ばれるようになりました。帝釈天を抜けて江戸川の河川敷に出ると、寛永年間(1624年−1644年)に始まったという矢切の渡しがあり、今も昔ながらの手漕ぎの和舟が対岸の千葉県松戸市下矢切との間を往復しています。
コース終点の矢切りの渡しから、北へ足をのばして、祭ばやしで知られる葛西神社、水郷の里・水元公園などを訪ねます。
『柴又コース』は、京成本線の京成高砂駅を起点にして、北総・公団線の新柴又駅・京成金町線の柴又駅を経由して、柴又帝釈天から矢切の渡しに至る3.1kmに及ぶコースです。京成高砂線から柴又七福神の寺社をめぐりながら柴又帝釈天へ向います。静かな農村から下町情緒のある門前町へと変貌した柴又の歴史を訪ねます。帝釈天裏の堤の上に立つと、広い河川敷の向こうに江戸川を行く矢切りの渡し舟が見えます。
このコースは、次の区間と更に足を延ばすお勧めコースに分かれています。
今日も晴れ。。。昨日、『砂町葛西瑞江コース』の14.9kmを歩き、足裏のマメが大分大きくなってまともに歩けません。こんな日にお天気が悪かったら素直に安息の日と定めたのでしょうが、こうお天気が良いともうたまりません。残り少なくなったコースの中から一番軽いコースを選ぶことにします。なんてったって『柴又コース』ですね。全長が僅か3.1kmで、殆どが街中のコースですから楽勝の筈です。本当は、コースには含まれていないものの、矢切の渡しから水元公園までを追加して歩きたかったのですが、ま、それは全てのコースを完歩した後の楽しみにとっておきましょう。でも、ちょっと物足りないなぁ。。。そうだ!先日『品川池上コース』を歩いたときに、時間切れで残しておいた浜川橋から流通センター駅までの2.9kmも一緒に歩くことにしましょう!(←何という完全主義者でしょうか。。。)結局、今日は6kmを歩くことにしました。足裏のマメが潰れなければいいのですが。。。いつものように『お散歩七つ道具』を揃えて出発します。
浜川橋から流通センター駅までを無事歩き終えて、流通センター駅からモノレールで浜松町駅に向います。モノレールはもともと羽田空港の利用客のために存在するのであり、お散歩の人達を運ぶためのものではありません。乗客の殆どは大きなバッグを持った旅行客や背広姿の出張者で占められています。お散歩スタイルの私には場違いな感は否めませんが、暫くは車窓の景色でも見て気を紛らわせることにしましょう。久し振りにモノレールに乗ったのですが、こうして高い軌道を走る車内から外を見ますと東京の街も随分と変わったことが実感できます。何よりも高層ビルが増えています。オフィスビルもそうですが、特に超高層マンションの増え方は驚くばかりです。そんなに住む人達がいるのかしら。。。と思う反面、これだけの消費を賄う電気・ガス・水道・下水道等々のインフラ整備がよく追いついているものだと感心します。
浜松町駅から山手線に乗り、日暮里駅で京成線に乗り換えます。冬休みやクリスマスが近いせいか、ホームは若者の旅行者とか家族連れの外人さん達で一杯です。ちょうどいい按配に成田空港行きの特急電車が到着しました。『柴又コース』の起点である京成高砂(”たかすな”ではありませんぞ!”たかさご”と読みます)駅は日暮里駅からは結構遠いのですが、特急に乗ると青砥駅以外は停まりませんのでとても早く着きます。余談ですが、都心から成田空港に行く場合、少しでも交通費を節約しようと思ったら京成の特急を使うのがベストです。成田エクスプレスに比べると途中の停車駅はかなり多くなりますが、全体としては20分位しか乗車時間は変わりません。海外に出る前に気分を高揚させるにはちょうど良い時間です。夜遅くに帰るときにはかなり辛いですけど。。。
ということで、京成高砂駅に着いたのは1時20分でした。駅舎の階段を下りてみますと、出口近くにもうすっかりお馴染みになった『歴史と文化の散歩道』の案内板が設置されています。『柴又コース』の一番の見所は帝釈天と矢切の渡しですが、それだけでは面白くありません。折角ですから、柴又七福神も一緒に回ることにしましょう。案内板には七福神のお寺もちゃんと地図に表示してあります。ほぼコースに沿ってお寺が配置されていますが、最初の『寿老人(観蔵寺)』だけはコースと反対方向にあります。でも駅から歩いて5分とのことですので、この際行ってみることにします。午前中に5千歩ほど歩いたので、足裏のマメの状態が更に悪化しています。ビッコを引き引き、観蔵寺に向います。曲がりくねった路地が古い家並みの間を縫うように通っています。ほどなく線路の直ぐ傍にひっそりと佇む観蔵寺が現れました。小さいお寺ですね。門前に石碑がなかったら通り過ぎてしまうところです。記念のスタンプでもないかと探しましたが、何も見当たりません。早々に引き上げるとします。。。