田無・SEIBU



いやー、土曜日は寒かったですねぇ。あの超暑かった秋が懐かしいくらいです。寒いときには体の芯から暖まる鍋料理がいいですねぇ!何にしましょうか?おでんはこの間一週間攻め続けられましたので別のメニューにしましょう。チーズフォンデュもダメです。しゃぶしゃぶ、すき焼き、魚すき、。。。どれも準備がたいへんです。そうです、シチューにしましょう!それも赤ワインとよく合う牛肉がたっぷり入った濃厚な味の。。。冷たい雨が降り続くうっとうしい気分がパッと陽がさしたように明るくなります。さっそく材料を買いに出かけましょう。何処にしましょうか?『シチュー』には『た』がないので、田無にしましょう!田無は今まで一度も行ったことはありませんが、何事も経験です。田無へは西武新宿線が便利です、というかそれしかありません。西武新宿駅はJR新宿駅の東口から5分ばかし歩いた歌舞伎町にあります。夜は寄り道したくなるでしょうし、雨の日は歩きたくないですねぇ。そういう時には高田馬場に行きますと山手線から簡単に乗り換えられます。西武新宿線は都心の住宅地を通っているせいか、やたらと沢山の駅があります。でも大丈夫です。特急でなくても、急行とか快速電車に乗るとすごい数の駅を飛ばしていきます。快速急行などに乗ると高田馬場から田無まではほんの一駅です。

高田馬場は早稲田が近いせいか学生さんあるいはその予備軍の若い方が多いようです。街の雰囲気もいかにも学生向きです。私が昔お昼に通い詰めたシェーキーズもあります。あの頃は消費税も無かったので500円玉一枚でピザが食べ放題でした。一時間の昼休みの中でお店まで出掛け食べまくりました。今でも600円で食べ放題ですが、さすがに昔の節操ない食欲もなくなり懐かしく想いながら通り過ぎてしまいます。西武新宿線は高田馬場駅からは山手線と分かれ、中央線の北側を西に向かって進みます。都心に近いせいか、アパートとかマンションの集合住宅が多いようです。どの駅にも庶民的な駅前商店街が見えます。鷺の宮を過ぎるころから車窓にところどころ畑が見えますが、いわいる武蔵野の雰囲気ではありません。都市化が進んだからでしょうか。そう思いながらいつまでも止まない雨足を眺めているうちに田無駅に着きました。ホームから階段を上がって改札口に向かいますと建物は素晴らしく綺麗でまるで新築のようです。というか未だ駅舎は工事中でした。改札口から出ますと駅前広場の上に歩行者用の人口広場があり、ASTAという大きなショッピング・センターにつながっています。田無は駅から離れると古い住家やお店が多いのですが、駅前は真新しい建物ばかりです。

ASTA(アスタ)には沢山の専門店街と西武デパートが入っています。ここの衣料品はとてもセンスがよく、都心のお店と比べてもひけをとりません。地下には野菜・魚・肉・惣菜などいろんなお店が入っています。どこも新鮮な品でしかも驚くほどの安さです。シチューの材料である、牛肉・じゃがいも・人参・玉葱も驚異的な安さです。思わず買ってしまいました。ワインは同じビルの半分を占めている西部デパートの中にあります。普通の売り場ですが、デパートだけあって品揃えはよく、取り扱い方も丁寧です。ワインを2本も買い込んだ上に、しかも重たい野菜を抱えて雨の中を歩くのは大変です。何もこんなところまで来て買わなくても。。。と後悔しながら指に食い込むポリ袋の重みに耐えながら家路につきました。いつもならここで品の無いお料理の話になるのですが、長くなりますので止めておきましょう。ただ、今回は飲み残した赤と、どうしても飲めなかった白を合わせて一本分のワインを気前良く使って肉を煮込んだので結果は上々でした。おまけにデミグラス・ソースと下にご紹介します『赤ワイン仕立てのビーフシチュー』のルーを一箱全部入れた極めて濃厚なシチューだったので尚更でした。一緒に頂いたボルドーの赤『GRAND BATEAU』(ここをご覧下さい)がまた素晴らしく近来にない幸せな食卓でした。



私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) カリフォルニア: GLASS MOUNTAIN CABERNET SAUVIGNON (1996)

『グラスマウンテン カベルネ・ソーヴィニヨン』は、カベルネの深い味わいとタンニンがほどよく溶け合うバランスの心地よいカリフォルニア・ワインです。

このワインは、南アフリカ産の『テーブル・マウンテン』と間違えやすい名前です。よくお店で見かけるので、とっくに飲んでいた筈と思っていたのですが未だでした。瓶の状態が非常によく、製造時と運送時の取り扱いの管理の良さが思い浮かびます。期待しましょう。

なるほどとても深みのある味わいです。単に深みというより、上品なコクがあります。カリフォルニアの赤ワインにはいろいろありますが、本格的な赤ワインとしてはお勧めです。



(赤) フランス: CAFE DE LA PAIX BEAUJOLAIS-VILLAGES (1997)

1862年ナポレオン3世の命により建築された『ル・グランホテル』にあるレストラン『カフェ・ド・ラ・ぺ(CAFE de la PAIX)』は、開店当時より数多くの著名人の憩いの場として親しまれ、今日に至っております。この由緒あるレストランに選ばれましたワインをお楽しみ下さい。ブルゴーニュの南端に位置するボジョレー地区の中でも、とりわけコクのあるワインを造るのがヴィラージュAOCです。華やかなルビー色は、ガメイ種の特徴です。果実の甘い香りを持ちつつ、森の空気を思わせる味わい深いワインです。やや辛口ですが、少し冷やして10℃ー13℃が飲みごろです。

もうヌーボー騒動は終焉してしまいましたが、このボジョレー・ヴィラージュはヌーボーとして楽しむよりもある程度寝かせて熟成させるタイプのようです。フランスの名だたるレストランで供されている、ボジョレー・ヴィラージュのAOCのワインであればまず間違いないでしょう。しかも当たり年の1997年産だしぃ。。。

昨年のボジョレー・ヌーボーはとても素晴らしい出来でした。一年経って再び飲んでみたらやはり素晴らしい味です。あの生き生きとした新鮮さは落ち着いた味に変わりましたが、その分コクも増してきたようです。何年か経ったらまた『1997年産ボジョレー』を飲んでみたいものです。













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