戸塚・松本屋
下りの東海道線で横浜を過ぎますと電車はなかなか停まりません。横浜と戸塚の駅と駅の間隔は、首都圏のJR区間では最長の部類に入るのではないでしょうか。途中、平行して走る横須賀線の保土ヶ谷と東戸塚の駅があります。東戸塚は駅前に高層マンションが並び、近代的な街並みです。一方、戸塚は東口に丸井などの大きなお店はあるものの、西口には昔懐かしい商店街が連なっています。旭町商店街通りというようです。狭い曲がりくねった道路に沿って両脇に決して新しくはない昔ながらのお店が続いています。ごちゃごちゃしていますが、お店の方とお買い物の人達との交流が感じられます。丸井の地下にある『食遊館』には食料品の専門店がいっぱいあってそれはそれで賑やかなのですが、地上のお惣菜とか野菜とか小さなお店が並んだ風景も捨て難いものです。
西口の長い駅の階段を降りるとタクシー乗り場の先に『酒』の看板が見えます。近づいてみますと、お酒のディスカウント店のようですが小さな店構えです。入ってみましょう。古びたお店の様子からして日本酒とビール中心かなと思ったらワインもなかなか豊富に置いてあります。高級な品はケースの中に鎮座していますが、フツーの品は割とよく分類され棚に並べてあります。何故かブラジルのワインが2本ありました。1000円近辺のワインが豊富に並んでいて、探せば結構面白いのが見つかるかもしれません。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) イタリア: BARBERA DEL MONFERRATO D.O.C. (1995)
- アルプスの麓に広がるビエモンテ州は、イタリア屈指のワイン銘醸地です。スクリマグリオ(SCRIMAGLIO)社は、そのピエモンテ州のモンフェッラートにある家族経営のエステート・ワイナリーです。『バルベラ・デル・モンフェッラート』は、バルベラ種の葡萄を主体に、濃いルビー色でほのかにコーヒーやマシュマロのような香りを持つ、バランスのとれたコクのある赤ワインです。
ラベルの絵がなんともおかしい。フフフゥ。。。
ちょっと刺激的な味がしますが軽めの飲みやすい赤ワインです。超美味しいというものでもありませんが、お魚料理(お刺し身など)にもそれほど抵抗はありません。日常のワインとして宜しいのではないでしょうか。
- (赤) ブラジル: CHATEAU DUVALIER GAMAY (1997)
- 南米大陸の約半分を占めるブラジル。リオのカーニバル、サッカー、アマゾンの秘境など様々な民族が生み出す文化の溶け合う国。ブラジルワインは、主に南部にあるリオ・グランテ・ド・スル州で生産されています。『シャトー・デュヴァリエール ガメイ』は、果実味豊かな渋味の少ないライトボディの赤ワインです。
この解説文には見覚えがある。。。と思ったら、ここにありました。枕詞は全く同じです。それにしても、何ケ月も前に見たラベルの解説文に見覚えがあるとは。私の記憶力もまだ少しは残っているようです。
ブラジルのガメイ種ということでかなり期待していたのですが、ちょっと平凡な味です。というか、古風な気さえします。ガメイ種にはフルーティな味が多いのですが、これはやや特殊なようです。
どういう訳か一度栓を開けてから、残りを冷蔵庫に4−5日おいていました。すると味がとてもまろやかになり、ガメイ種らしい豊かなコクが出てきました。ブラジルのワインもなかなかのものです。
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