新横浜・Prince pepe
何となくテレビを見ていましたら、コマーシャルでラーメンの宣伝があっていました。それを見たら急にラーメンが食べたくなりました。ふと脳裏に浮かんだのは新横浜にある『ラーメン博物館』です。噂には聞いていたのですが、実際に訪れたことはありません。写真などで見るとなんとなくレトロっぽくて好奇心をそそります。行くしかないですね。
私の愛好する東京12チャンネルには沢山のグルメ番組が放送されますが、中でもラーメン、寿司、丼を扱った番組が一番多いでしょう。インターネットで検索してみると、ラーメンに関するうんちくを綿々と書き綴ったホームページがあちこちに見つかります。しかもアクセス数が凄い!これに比べてワインのホームページは総じておとなしく、ラーメン愛好家の迫力を感じます。ワイン愛好家としてはちょっと気合を入れて電車に乗り込みます。
ここ20年の間に、東京で大変貌を遂げたところといえば何処でしょうか?臨海副都心、恵比寿ガーデンプレイス、みなとみらい21等々、意外に沢山あるんですね。新横浜駅前もそのひとつに挙げられるでしょう。なにしろ、20年前はだだっぴろい道路とペンペン草の生えた文字通り草っぱらの状態だったのです。それが今では、駅前はまったく見通しがきかないほどビルが林立し、驚異の発展ぶりです。
新横浜駅は東京駅から大して離れていないのですが、神奈川県東部に居住されるビジネスマンにとっては便利な存在です。大阪などへの出張で、往きはまだしも深夜に東京駅に着いてまた電車で家まで引き返すのは旅の疲れを倍加させます。以前は、新横浜駅に行くには横浜線を使うしかありませんでした。運転本数もそんなに多くなく、また電車も首都圏のお下がり車両で、『横浜線』と表示していなければどこの電車だか分かりませんでした。中には戦後間もなく走っていたであろうこげ茶色の車両もありました。さすがに今では博物館に行ってしまったようですが。。。もうひとつのルートは横浜市営地下鉄です。横浜方面とか田園都市線方面に住んでおられる方にはとても便利です。
改札口を出ますと、そこは『アスティ』という名前のモールになっています。いろんなお店がありますが、新幹線を待つ間にお食事する人が多いのか、レストランが目につきます。お勧めは『ジュピター』という名前の輸入食品店です。特にパスタの種類は豊富でしかもとても安くお買い得です。アスティを出ますと地下鉄への入り口が見えます。ラーメン博物館はその先にありますが、先にプリンスホテルの食品館の文字が目にとまりました。食品を扱っているのならワインが置いてあるかもしれないと思ってつい足がそちらに向いてしまいました。
駅前にはオフィスビルと共に何故かホテルが多くあります。中でも新横浜プリンスホテルは円筒のような形状をした超高層ホテルで、この辺りでは群を抜いた威容を誇っています。ちょうど、大平原のなかに忽然と現れるソールズベリ教会の大聖堂のようです。てっぺんに登ってみたらさぞや眺めが良いことでしょうね。私はそんな高層階はどうでもよく、お目当ては地下1階にある『プリンス・ペペ』という食品館です。どうしてこんなオフィス街にこんな大規模な食品館があるのかと不思議ですが、結構賑わっています。。。どころか、売り場は芋を洗うような混雑ぶりです。何処からお買い物に来られたのでしょうね?
ペペはまるでデパートの地下食品街の様相を呈しています。とにかく広くて食品が豊富なのです。肉に魚に野菜。。。どれも安くて新鮮です。おっと。。。っと、お酒のコーナーが見えますね!近づいてみますと、これまた驚きでワインが山積みされていて、フェアのせいか超安いっ。。。777円のワインがずらりと並んでいて、パチンコの好きな方なら縁起を担いで全んぶ買込んでしまいそう。私は778円でも構わなかったのですが、これまでに最多の一つのお店で6本購入の新記録を作ってしまいました。さすがにこれだけのワインを持つと重いっ。。。ついでに生食のベーコンを買込んで今夜は赤ワインに塩味の効いたベーコン。。。っと、心は自然と家路へ。。。
その夜、またまたテレビを見ていたら、ラーメンのコマーシャルが。。。『あっ!』。。。
何故か、ここでキティちゃんが現れる。。。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) オーストラリア: DRAYTONS OAKEY CREEK SHIRAZ-CABERNET (1997)
- 『ドレイトン オーキー・クリーク シラーズ・カベルネ』は、ベリー系の果実の香りと優しい口当たりが印象的です。滑らかな舌触りと共に、適度なコクが心地よいワインです。オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州にあるローワー・ハンター・ヴァレーの産で、ミディアム・ボディの味わいです。
ドレイトンとはこのワインを造った会社の名前のようです。非常に濃い色ですけど、落ち着いた赤のようです。期待できますね!
なかなかいい味です。ちょっと辛いのですが、コクと感じられないこともありません。シラーズとカベルネの組み合わせも結構いけます。それにしても、『CREEK』という言葉はオーストラリアのワインのラベルによく出てくるのですが、何か意味があるのでしょうか。
- (赤) フランス: CHATEAU LATASTE BORDEAUX SUPERIEUR (1996)
- 『シャトー ラタステ』は、フランスのワインの中でも世界的に有名なボルドー地方の赤ワインです。ボルドーの東部、ガロンヌ河とドルドーニュ河の間の地域で収穫されたメルロー種とカベルネ・ソーヴィニヨン種の葡萄から造られているワインです。滑らかな飲みごこちと豊かな風味をもつこのワインは、特にグリルした肉料理やチーズなどと良く合います。ミディアム・ボディで、16℃ー18℃が適温です。
またまた私の大好きなボルドーですねぇ!うーーーむ、よさそうですぅ。。。
ちょと本格的なボルドーとまではいきませんでしたが、とても飲みやすい赤です。軽めですけど、十分にコクがあります。なかなかのお勧めと思います。
- (赤) イタリア: PASQUA VALPOLICELLA SUPERIORE (1996)
- 『パスクア ヴァルポリッツェラ』は、香り豊かで新鮮な果実の風味に優れています。『ヴェローナの王子』と呼ばれ、親しまれています。イタリアのヴェネト州の産で、コルヴィーナ種、ロンディネーラ種、モリナーラ種から造られています。
どこかで見たようなラベルと思ったら、ここに同じ会社のワインがありました。味は同じでしょうか、それとも。。。
結構軽いかなと思っていたら、イタリアのワインにしてはかなりの辛口で驚きました。もっとも、おつまみが『鰻肝の山椒まぶし七味添え』だったので、この濃厚な味のお料理をぐっと引き立ててくれました。辛口の赤にはこの位の相棒が必要なようです。日本ではなかなか野生の狩猟肉料理は手に入りませんが、こういう辛口の赤は手軽に買うことができます。すると、どうしても手軽なチーズとか牛・豚・鳥系の割とおとなしい味のお料理と一緒に辛口の赤を頂くことになってしまいミスマッチを起こします。『鰻肝』はお魚系でありながらその味は濃厚で辛口の赤の味を良く引き立ててくれます。さらに日本独特の山椒の痺れるような味が鰻肝の濃厚な味とよく合って驚くべき一品になります。鰻の肝は珍味として外で食べればせいぜい1個か2個しかつきませんが、たまにスーパーに8串から10串もパックされて500円位で売られています。一串に5個から6個も刺してありますので、全体としたら。。。うーーーん、凄い数ですね!ということは誰も食べる人はいないのでしょうか?なにはともあれ、実に経済的なおつまみといえるでしょう。
- (赤) イタリア: GIORDANO MONTEPULCIANO D'ABRUZZO (1997)
- 『ジョルダーノ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ』は、香り豊かで風味豊かでしなやか、のどごしが滑らかなワインです。イタリアのアブルッツォ州の産です。
ちょっと明るい色をしたテーブルワインのような気がします。気軽に飲めそうです。
イタリアのワインにしてはかなり重厚な気がします。色も濃く、渋味やコクも軽めのイタリア・ワインに比べれば特徴的です。私はキャンティなどよりもこちらのタイプが好みですね。
- (赤) フランス: BOURGOGNE PINOT NOIR (1996)
- 『ブルゴーニュ ピノノワール』は、ブルゴーニュ地方全域でとれるピノノワール種の葡萄のみを使用して生産され、バランスのとれたフルーティな赤ワインです。ミディアム・ボディで、14℃ー16℃が適温です。ステーキやチーズなどの料理と良く合います。
久しぶりのブルゴーニュのワインです。おまけにピノノワール種の赤!軽くて上品な感じですね。春にふさわしい一品になりますように。。。
軽めの赤です。わりと地酒っぽいのですが、とても飲みやすいです。ラベルがきれいに剥がれたので記念に全部とっておきましょう。
- (白) フランス: HENRI MAIRE COTES DU JURA CHARDONNAY (1996)
- 『アンリ・メール コート・ド・ジュラ シャルドネ』は、フランスとスイスの国境に近いジュラ地方の個性的なワインです。冷涼なこの地方で栽培されるシャルドネ種を100%用いて醸造されています。フレッシュで爽やかな飲み口の奥に、しっかりとした骨格を感じさせる本格派のワインです。辛口で、7℃ー10℃が供出温度です。
以前、アンリ・メール社の赤ワインを飲んだことがあり(ここをご覧下さい)、とても美味しかったので今回は白にしてみました。どんな味でしょうか。
アンリ・メールの赤は結構甘い感じなのですが、白はそうでもないです。シャルドネ種なので、どちらかといえば淡白な辛口のように感じます。そういう意味では赤ほどの個性はないようです。
戻る