赤坂・やまや
『週刊現代ワイン』シリーズ第三弾です。
『やまや』は知る人ぞ知る巨大ワインショップです。今までにも、西新宿(ここをご覧下さい)や池袋(ここをご覧下さい)をご紹介しましたが、今回の赤坂店で『やまや3兄弟』の完成です。赤坂店は、地下鉄千代田線の赤坂駅を出た直ぐのところにあります。通りからは巨大なパチンコ屋さんのように見えますが、中に入るとまったく静寂な空間が広がります。100畳敷の大広間もかくあるかといった広さです。その壁面全てにはワインの棚が組み込まれ、おびただしい数のワインが並んでいます。新宿店よりはゆったりとしていて、池袋店よりはきれいです。まるで銀座のエノテカのように、全てが磨き上げられたようにピカピカです。ここでは一種類につき一本といったみみっちい並べ方はしていません。とにかく、棚にどーーーんとまとめて置いてあるのです。安いワインなどは、一種類で40−50本も置いてありますので、まとめ買いをするには最適なお店です。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) フランス: MARQUISE DES TOURS PRESTIGE BORDEAUX (1996)
- 『マルキーズ デ トゥール プレスティージュ』は、南フランスのジロンド県の伝統的な方法で生産されたボルドー地方を代表する赤ワインです。メルロー、カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン種の特徴が非常によく活かされています。レッドフルーツ類とバニラの繊細な香りを感じさせる上品な赤ワインで、樽の熟成が与えたまろやかさと、あと味の強みも特徴です。コクのある味の肉料理とかフロマージュがお勧めです。辛口で、16℃ー18℃の開封後30分位が飲み頃です。冷暗所に寝かせて保存して下さい。未開封で3−4年位は品質を保ちます。
『Marquis』の名前の付いたワインは、これまでに2本飲みましたが結構美味しかったです。このワインには『Marquise』という名前が付いていますが、先の2本と兄弟でしょうか?そうすると、『BORDEAUX−MARQUISE−3兄弟』になるのですが(どうも、最近ダンゴ3兄弟に感化されている気がする)。。。
ボルドーにしては比較的軽く、かつ少し酸味が感じられました。でも、なかなかいい味です。複雑で重い赤ワインに馴染めない方にとっては丁度いい味かもしれません。料理もあまり凝ったものでなく、例えば焼き鳥をほぐして山椒と一味唐辛子を振りかけた位でちょうどいい感じです。最近ではスーパーでバラ売りの焼き鳥が売られていますが、冷凍品はもっと安くてその上オーブンで暖めると焼き立てと殆ど遜色のない味になります。冷凍食品とオーブンは手間をかけないで美味しいおつまみを用意するための絶妙な組み合わせですね。
- (赤) オーストラリア: SALTRAM CLASSIC SHIRAZ (1996)
- The Saltram Classic range showcases the world's six classic single grape varieties. Reflecting the best flavours and qualities of each grape, the wines represent Saltram's total dedication to quality winemaking since 1859. Saltram Classic Shiraz is a full bodied wine with rich dark cherry flavours and velvety tannins. May be cellared for several years or enjoyed now with beef, game and most other red meats.
Saltram Wine Estates Salter's Gully
Angaston South Australia 5353
オーストラリアにはシラーズ種の葡萄を使ったワインが多いのですが、シラーズ種のワインの味は何となく男性的な感じがします。これもいかにもオーストラリア産らしい力強さをもっているようです。何年か寝かせたらもっと素晴らしいワインに育つのでしょうが、私の手に入ったのが不運というべきか、2週間ともたない命でしょう。。。
やっぱり2週間の命でした。。。でも、寝かせなくても十分に美味しかったです。最初はそうでもなかったのですが、段々と飲んでいくうちにどんどんコクが増していくのです。シラーズ種の赤はオーストラリア産のワインに多いのですが、メルロー種の赤ワイン同様素晴らしいコクをもっています。最近ではオーストラリアのワインでも1000円以下ではなかなか手に入りませんが、このワインはナント700円もしないのです。それでもこのコクと奥行きの深さ!素晴らしいものです。どうも、オーストラリア産のワインにはお値段の違いほど味の差がないように思います。。。ということは、何を買ってもそこそこ美味しいということでしょうか。
- (赤) 南アフリカ: CAPE BAY CABERNET SAUVIGNON MERLOT
- Produced in the Johnson family cellar close to the town of Hermanus on the Southern Cape coast. The wines of Cape Bay reflect our alfresco lifestyle and enjoyment of wine and food.
CAPE BAY WINES, HERMANUS, CAPE, SOUTH AFRICA
ケープタウンは南アフリカ最南端の港町ですが、その西側(Western Cape)には素晴らしいワイナリーが点在しているそうです。南アフリカのワインとは暫くご無沙汰していましたが、久しぶりにグッドな赤ワインに巡り合えたようです。期待しましょう!
この赤は、600円もしない超安いワインで全く期待していませんでしたが、5千円出しても惜しくない位の価値があります。あわやロス・バスコスを追い抜くか。。。と思ったくらいの素晴らしいワインです。最初の一口から最後の一滴まで深いコクと豊かな味わいが持続し、とても幸せな気分でした。やまやさんには山積みしてあったように記憶していますので、是非試してみて下さい。
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