高円寺・みよしや





高円寺は、昔フォークを人生の生きがいとする若者の街でした。長髪にギターを抱えて高円寺の通りを歩けば、それだけでサマになったのです。今でもギターを抱えた若者がいるにはいますが、昔程は目立ちません。代わりに派手なお化粧の超若いギャルが高い靴底の(あれには何か名前がついているのでしょうか)ブーツを履いて通りを闊歩しています。でも、街中は昔とちっとも変わっていません。狭い路地に沿って小さなお店がびっしりと立ち並んでいます。商店街の裏手には更に狭い路地を挟んで住宅が立ち並んでいます。高円寺はとても庶民的な街なんですね。

高円寺駅の南口から『高円寺パル』というアーケードが延びています。北口と比べると、こちらには少し大きめのお店が並んでいます。アーケードの屋根で完璧に覆われていますので、雨が降っても心配ありません。アーケードのちょうど中程のところに何代か続いているであろう酒屋さんがあります。結構広いのですが、食料品も扱っていますので、店内全てお酒という訳ではありません。ディスカウント店のように商品がごちゃごちゃ置いてないのでゆっくり見て回ることができます。ワインの一本一本に丁寧な解説が付けられているところもお店の方の商売熱心さが感じられます。スパークリングワインなどは、棚に並べられている銘柄が必ず1本は冷蔵ケースに入っています。直ぐに飲みたい方にとってはこの上ないサービスです。低価格を追求するのもいいのですが、たまにはこのようなゆとりのある酒屋さんもいいですね。

ところで、越後の名物『鮭の酒びたし』というおつまみをご存知でしょうか?なかなか高価な品ですが、ラッキーにもワインと一緒に頂くことができました。買ったままでは、鮭のミイラのようなシロモノですが、日本酒に浸すと元の鮭の味とは一味違ってなかなかおつな肴になります。



越後村上名産 [鮭の酒びたし]

越後村上の名産は数多くありますが、とりわけ三面川の鮭は有名です。また、四季を通じてよく鮭を食する土地としても知られ、その食べ方も独特かつ多彩です。『鮭の酒びたし』は、古くから村上地方に伝わる逸品です。堅く乾し上げた鮭を日本酒にひたして食べることから『酒びたし』と呼ばれております。酒びたし用の鮭は、十一月中旬に三面川の河口で漁れる雄鮭だけを使い仕込みます。一週間程度塩蔵した後、塩抜きをして味を調整し、厳冬日本海の寒風にさらし、およそ半年間熟成させ完全に乾し上げたものです。鮭どころ村上の風土が生み出した味の芸術品として珍重されております。

お召し上がり方

皿に並べて鮭の身がヒタヒタにつかる程度に日本酒をかけ、五分位ひたしてからお召し上がり下さい。また、しょうがを千切りにして少々添えますと、一段とうまみが引き立ちます。酒の肴として、又、お茶漬の友としてお召し上がり頂いても結構な鮭の風味をお楽しみ頂けます。


私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) フランス: ROYAL ST CHARLES

『ロイヤル・セント・チャールス』は、フランスのロワール地方ソミュール地区で造られたやや辛口のスパークリングワインです。フランスでは、ヴァン・ムスーと呼ばれています。10℃位に冷やしてお飲み下さい。

このワインは素晴らしく洗練された外観をしていて、お値段の割には高級に見えます。でも何故かどこかで見たことがあるようなないような。。。

これは辛口というか、非常にすっきりとした味をしています。スパークリングワインの中には結構甘口のものもありますが、最初のうちはとても美味しく感じるものの、後になってくるとベタベタした甘さが残って、全体の印象が台無しになるものがあります。これは気泡の立ち方も本物だし、それと知らずに飲んだらブーブクリコにも匹敵する味と感じられるかもしれません。パーティでも十分に通用する本格的なスパークリングワインと思います。

で、インデックスに登録しようとしたら前に飲んだワインだったことが分かり少しガッカリ(ここをご覧下さい)。折角ですので参考としてのせておきましょう。



(赤) イタリア: ECCO DOMANI SANGIOVESE (1997)

『エコ・ドマーニ』は、イタリア語で『明日を今』という意味ですが、エコ・ドマーニ・ワインは洗練されたワイン通にぴったりの現代的なワインです。『Sangiovese di Toscana』は、イタリアのトスカーナ地方産のレッド・ヴァラエタルワイン、サンジョヴェーゼという意味です。優れたワインを造るには、地理的条件と気候条件が大きな要素となります。トスカーナは、良質な葡萄の主要産地としてよく知られています。サンジョヴェ−ゼは赤い色が濃く、プラムとスパイスのアロマがあり、調和のとれたベリーフルーツのフレーバーがその特徴となっています。この葡萄からはイタリアでも一流のワインが造られています。サンジョヴェーゼは、ミートソースのパスタやピザ、それにスキヤキやトンカツなどの日本料理にもよく合います。

イタリアのワインらしく長身でスマートなボトルです。新しいせいか、ボトルもラベルもとても奇麗ですね。ワインは中味が良ければいいというものではなく、やはり外観も大切な要素です。余程のヴィンテージでもない限り、入れ物は清潔で新しい方がいいに決まってますよね。

重くもなく軽くもなく、そんなに特徴はなかったですね。割とスイッと飲めるのですが、飲み終わった後で『ウーーーン、どういった味だったかな?』と思い起こしてみましたが適切な表現は浮かびませんでした。飲みやすいことは確かだったのですけど。









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