入谷・ABCリカー入谷店
どこか面白い酒屋さんはないものかとインターネットで調べていましたら、上野にそれらしきディスカウント店があるそうな。早速紙にお店の名前と住所をメモします。風もなくポカポカと暖かい冬晴れの日曜日、久しぶりに上野駅に降り立ちます。確か高速道路の出口にお店があると書いてあったよねぇ。。。とポケットを探しますが、お店の名前と住所をメモした紙が見当たりません。どうも忘れてきたようです。ん、もう。。。と段取りの悪さに自分でもイヤになりますが、まあイイか、と気を取り直して高速道路沿いにぶらぶらと歩いていきます。日曜日のせいか、車も人も少ないようです。通りに沿って立ち並ぶビルは殆どシャッターを降ろしています。
このあたりの通りの両側には驚くほどの数のバイク屋さんが軒を連ねています。どのお店にも一見してバイクを生きがいにしているような人達が集っています。とにかく、ここに来れば一台百万円以上もするような高級バイクから中古のスクーターに至るまで何でも揃っているのです。バイクだけでなく、ヘルメットやウエアーやアクセサリーなどを扱うお店も豊富にあります。そんなお店を眺めながら入谷の方向に歩いたのですが、高速道路の出口はなかなか見つかりません。お酒の看板が見えないまま歩いていったら、高速道路の出口はありましたがそれらしき酒屋さんは見つからず、とうとう地下鉄の入谷駅まで来てしまいました。
お店の名前も分からないし、もう帰ろうかなと思った時に『ABCリカー』という看板が目に入りました。表にはビールの化粧箱が積み上げられています。ここだったのかな?と中に入ってみますと、店内はひどく狭くワインも少ししか置いてありません。何か違うような。。。と思いつつ取り敢えずワインを2本ゲットしました。家に帰ってチェックしたら、やはりメモは部屋の中に忘れています。しかも、今日行ったところはメモのお店の名前とは似ても似つかぬ全く別のお店。。。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) チリ: LEON DE TARAPACA CABERNET SAUVIGNON (1996)
- 『レオン デ タラパカ カベルネ・ソーヴィニヨン』は、チリの恵まれた自然と優れた技術から生まれました。どんな肉料理にも、またチーズを使った料理にも合わせて頂けます。
何しろお店に置いてあるワインの種類が少ないもので、一本残らずチェックしたのですがどうも気に入ったワインが見つかりません。このワインはタラパカ社のカベルネなので、以前に飲んだことがあるような気もしますがまぁいいでしょう。ダメモトで買っていきましょう。
私の飲んだ赤ワインの中でベスト3に入るタラパカ社のワイン(ここをご覧下さい)もカベルネ種でしたが、あれはグラン・レゼルヴァの別格のワインでした(お値段はそんなに違わないのですけどね)。さすがに、このただのカベルネはあのグラン・レゼルヴァとは比べるべくもありません。ま、普通に飲むには十分に美味しいのですけど、優秀な兄をもった弟の悲哀とでもいうのでしょうか、兄の栄光に押されて厳しい評価になってしまいます。ちょっと可哀相ですね。
- (赤) イタリア: SISTINA MONTEPULCIANO D'ABRUZZO (1997)
- 『システィーナ モンテプルチアーノ ダブルッツオ』は、イタリア中部のアブルッツオ州オルトーナという町で造られました。緑豊かなこの地方の太陽の降り注ぐ沢山の花で彩られた丘にシスティーナの葡萄畑があります。ルビーカラーの奇麗な色合いと華やかなクランベリーの香りのハーモニーが楽しめます。渋味が少なく、非常に滑らかでしなやかな調和のとれた味わいです。パスタやピザ、肉料理はもちろん、ハンバーガーやスナック菓子、スキヤキ・・・どんな機会にもぴったりの赤ワインです。ミディアムボディで16℃ー20℃が飲み頃です。
どこの酒屋さんでも、見切り品とかサービス品は籠とか木箱の中にごっちゃにまとめて入れてあります。でも単にデコレーションの意味合いで籠に入っているワインもあるのです。このシスティーナもそんなワインのようです。ラベルのお花のように華やかな味が予感されます。これは試してみる価値がありますね!
これはイタリアのワインらしからぬ味ですね。割とゆったりしたコクがあり、とても美味しいです!恐らく、いろんなタイプのお料理にも合うのではないかと思います。お値段も手頃なので、デイリーワインとしても、またちょっとしたパーティの席に出しても十分にその期待に応えてくれることと思います。お勧めの赤ワインですね。
で、入谷の帰りに久しぶりにアメ横を歩いてみます。何てったって暮れには雑踏のアメ横を歩いて1年の垢を落とさないと新年が迎えられません。未だお正月のお買い物にはちょっと時期が早かったので、殺人的な混雑とまではいきませんがそれでも大変な人出です。昔ながらのお店と最近開店したような馴染みのないお店もあります。確実に時代は変わっているようです。覚悟を決めて人の流れに飛び込みます。一方通行ならそうでもないでしょうけど、とにかくアメ横には通行のルールがありません。まさにカオス状態です。あ、危ない!こんな場所でタバコなんか吸わないでよぉ!キャー、お魚を服につけないで!ヒェー、おばさん押さないで!とうとうたまらず脇道に抜けます。ホッ。やっと御徒町の駅に着きました。ついでに吉池さんに寄っていきましょう。何時もの『カジキ鮪の昆布〆』を探します。あるにはありましたが少し値上がりしてますね。2つ買うところを1つで済ませます。ついでにもう1つ『トロしめ鯖かぶら漬け』を買い込みます。日本酒には絶品の2品ですが、システィーナにも合う合う。。。
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