恵比寿ガーデンプレイス・三越恵比寿店





JR恵比寿駅は山手線に乗って通過することはあるのですが、駅の外には久しく行っていませんでした。久しぶりに日比谷線からJRに乗り換えたら駅舎がスゴク立派になっていることに気がつきました。昔は入り口もホームもとても狭かったのですが、今やJRの駅の中でもトップクラスの豪華さです。気のせいか乗降客もずいぶん増えたような気がします。

駅からは動く歩道を4−5回乗り継いで『恵比寿ガーデンプレース』に到着します。夏の夜などは大変な混みようです。その中にかなり贅沢にスペースをとって三越恵比寿店が入っています。三越といえば高級デパートのイメージが強いのですが、ここの地下にあるスーパー形式のコーナーとワインのコーナーは高級感はそのままにとても庶民的で気軽にお買い物をすることができます。スーパーのコーナーには特にお魚とお肉が豊富に揃っています。マグロのカブト焼きなどは珍しいと思います。

ワインのコーナーは中央のオープン・スペースにあります。そんなに種類は多くありませんが比較的手頃なワインが揃っておりしかも選び抜かれた銘柄です。少数精鋭とはこのようなことをいうのでしょうか。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) チリ: GRAN RESERVA CABERNET SAUVIGNON (1993)

チリの恵まれた自然と優れた技術から生まれました。上質の赤身の肉や、スパイスの利いた料理、パスタ類に合います。

チリのサンチャゴにある『VINA TARAPACA』という会社で作られたようです。一目見た瞬間に『これはいける!』という確信を得ました。ボトルのまろやかな形といい、しっかりと網がかけられている様子といい、『GRAN RESERVA』の名に恥じない高級感溢れるチリの赤ワインです。しかも、カベルネ・ソヴィニヨン!その割にお値段は手頃!ケースには沢山入れてあったのですがさすがに一本しか買えませんでした。何時までもつか分かりませんがこれは絶対のお買い得と思います。

これは本物ですね。。。外見の風格もさることながら、味がまた『やんごとなき。。。』といった感じです。私のターゲットとなるお値段の範囲内であればチリの赤ワインの最高峰に位置するといっても過言ではないでしょう。1,500円以内なのですが、少なくともその倍の価値はあります。これは試さないと一生の後悔になります。本物の赤ワインを楽しみたいのだけれども手軽に。。。という方には是非ともお勧めしたいワインです。もっとも何時までお店に残っているかが問題ですけど。





で、私もGran_Reservaに敬意を表しておつまみも最高の品を揃えました。恵比寿三越の隣にあるPartyで見つけた『スチルトン・チーズ』と『スモーク・ベーコン』です!どちらも、見るからにおいしそうなおつまみで、この最高のGran_Reservaを味わうに最高のおもてなしです。

スチルトン・チーズはイマイチでしたが、スモーク・ベーコンは最高でしたね。見た感じは普通のベーコンなのですが、味わってみると結構な薫製の香りが口一杯に広がり、これがまた赤ワインの奥行きの深い味とマッチするのです。どんなに美味しいワインでもおつまみが合わなければ台無しです。『GRAN RESERVA CABERNET SAUVIGNON』は、このような熟成したお肉と実に良く合います。文句無しにこれは最高のワインです。あまり赤ワインに馴染みの無い方にもお勧めの一本だと思います。



(白) イタリア: FONTANA DI PAPA ANNO DOMINI 2000

ローマ法王庁認定

キリスト生誕2000年祝祭行事公式スポンサーワイン

フォンタナ ディ パーパ

アンノ ドミニ 2000


キリスト教の世界では、25年に一度『Giubileo』という祝祭行事が行われます。西暦2000年は特に重要な節目の年にあたり、世界中の教徒の方々がローマを巡礼します。この厳かな行事に振る舞われるワインとして世界中で唯一ローマ法王庁の認定を受けたのが、この『アンノ ドミニ 2000』です。この名前は永年にわたりローマ法王御用達である『フォンタナ ディ パーパ社』のコッリアルバーニDOCスペリオーレに2000年祝祭行事のために与えられた神聖なものです。イタリア・ラッツィオ州の産で、アルバヅィーア種、トレビアーノ種その他から造られています。やや辛口で、8℃ー10℃が飲み頃です。

という訳で、久しぶりに三越デパートの地下食品売り場にやってきました。売り場には、肉も野菜もお魚も山積みされています。相変わらずの品数です。お値段もスーパーより安いし、ついつい手が出てしまいますね。脈絡もなしに肉や缶詰やインスタント食品を買い込んだ後で、ちょっと近くのお酒の売り場に立ち寄ってみます。別に買うつもりでもなかったのですが、ひょいと見ますと何やら面白そうなワインが箱一杯に入っています。ナニナニ、キリストの2000年祝祭用のワイン?ローマ法王庁唯一の公認?お値段も安いし、これは買わざるを得ませんね!

イタリアの白ワインらしく、あっさりとした味です。敬虔なキリスト教徒に振舞うワインですから、あまりに美味しかったり強かったりしてはイケマセン。神の思し召しを有難く頂くような理性が残る程度の軽いワインの方が宜しいのです。そういう訳で、巡礼の方々には相応しいのでしょうけど、私のような単なるお酒飲みにはちょっと軽過ぎたようです。やっぱし、私は神にも見捨てられたのか。。。



”パパ”という言葉は法王から来たのでしょうか?では、”ママ”はマリアから?




(赤) フランス: BASTIDE

『バスティッド』は、ガメイ種、カベルネフラン種、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー種などを厳選して近代的醸造技術により造られています。魚料理から肉料理、またチーズなど色々なお料理に合わせられます。軽く冷やして飲みますと、赤い果実の香りと味が爽やかに楽しめます。

2000年祝祭ワインを握り締めてひょいと横を見ますと、これはまた激安のワインが箱に入っています。見かけはヴィンテージ風のそこそこのワインなのですが、無茶苦茶安いですね。これもついでにゲットしていきましょう!

何しろ超安いワインでしたので殆ど期待していなかったのですが、結構美味しかったですね。味に安っぽさがなく、ちゃんとした赤ワインの風味があります。値段だけで味を判断してはいけませんね。





(赤) チリ: GRAN TARAPACA CABERNET SAUVIGNON (1997)

『グランタラパカ カベルネ・ソーヴィニオン』は、チリの恵まれた自然と優れた技術から生まれました。赤身の肉や、くせの強いチーズ等に合います。

チリの名門ワイナリーであるヴィーナ・タラパカ社のワインです。どういう訳か、恵比寿ガーデンプレイス三越店ではタラパカ社のグッドなワインに出会います。今回は無冠の(レゼルヴァでない)カベルネですが、あまりにも安かったのでつい買い込んでしまいました。直感的には非常に良さそうに思うのですけど。。。

やっぱり、グラン・レゼルヴァと比べると味は大分違います。美しいワインカラーが印象的で、飲んでも美味しいことは美味しいのですが何となくコクと深みが足りないように思います。瘠せた感じがすると云ったら言い過ぎでしょうか。単に熟成を重ねればあのグラン・レゼルヴァに近づくというものではなさそうです。。。





(赤) 南アフリカ: LIBERTAS CABERNET SAUVIGNON (1998)

『リベルタス カベルネ・ソーヴィニヨン』は、コースタル地域のカベルネ・ソーヴィニヨン種100%を使用しました。ボディは中程度で、新鮮な果実味を十分に含み、まろやかな口当たりです。

このワインは以前にも飲んだことがあります(ここをご覧下さい)。1996年の産でしたが、お値段の割りにはとても美味しかったように記憶しています。今度もそうであればいいのですが。。。

この赤ワインは非常に上品なルビー色をしています。香りもとてもいいです。今日はお天気のはっきりしない日曜日ということもあって、久しぶりにお昼からワインを飲むことにします(←コラコラ。。。)。お相手は?特製のハヤシライスです。この和洋折衷のお馴染みのお料理は、リベルタスのような軽めの赤ワインとよく合います。アツアツの新米ご飯にたっぷりのハヤシライスソースをかけて、フーフー言いながら頂くのです。たっぷり食べ、飲んだ後には至福のシエスタタイムが。。。





(赤) フランス: MONTPERET

An attractive, easy drinking style with ripe open fruit, this red wine is perfect for drinking on its own or as an accompaniment to all red meat, pasta and cheese dishes.

このワインはごく普通のテーブルワインのような感じがします。フランスから輸入されたワインでありながら、ここまでお値段が安いと現地では一体幾らで売られているのでしょうか?昔の日本の酒屋さんのように、フランスのワインショップではワインの量り売りが行われています。お客さんは徳利ならぬワインボトルをお店に持参し、安いものでは1リットル8フラン(150円位)程度のワインを買い込むのです。これは単に経済的というだけでなく、空瓶の処理が不要になりますので環境にもやさしいシステムだと思います。私は毎週何本ものワインの空瓶を(資源ゴミとしてではありますが)捨てていますが、何時の日か日本でもワインの量り売りが普及するかもしれませんね。最も、そういう状況になれば当然ラベルも不要になり銘柄もわかりませんから、このHPも閉鎖せざるを得ませんけど。。。

それが違うんですねぇ。。。このワインを飲んだら、お値段と味が比例しないということが如実に分かるでしょう。説明書きを読む限りにおいては、このワインは割と軽くてフルーティな味のように思えます。ところが、グラスに注ぎますとその色の濃さに驚かされます。次に口に含みますと、その濃厚な味にまた驚かされます。パスタやチーズにも合うでしょうけど、本格的な肉料理と一緒に頂けばその本領を発揮すること間違いなしです。10万円ワインとの目隠し比較テストにちょうどいいワインと云えます。



(赤) フランス: CLUB DES SOMMELIERS CABERNET SAUVIGNON

『ヴァン・ド・ペイ ソムリエクラブ カベルネ・ソーヴィニヨン』は辛口の赤ワインです。

これもごく普通のワインのようです。さしずめ、フランスの地酒といった感じでしょうか?ソムリエ・クラブという名前が冠されていますので、レストランでお勧めのテーブルワインかもしれません。Wine&Dine亭では採用されますかどうか。。。

ちょっと辛いですが、なかなか美味しいワインです。Wine&Dine亭としましては、デキャンタワインとして採用したいと思います。ラベルがちょっと味気ないのと、デキャンタにすることによってコクが生まれるからです。割と濃厚なお料理を召し上がるお客様にお勧めしたいと存じます。。。













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