瀬田・リカー&インポートブティック オーエム 瀬田店





暮れも押し詰まってきますと歳末商戦は一段と加熱してきます。クリスマス・お正月にはやはりお酒がつきものなのか、最近よく酒屋さんのチラシを見かけます。その中に以前行ったことのある、『オーエム』というお酒と輸入品のディスカウント店(ここをご覧下さい)のチラシがありました。等々力本店の他にも三軒茶屋と瀬田にチェーン店があるようです。等々力本店があまりに品数の凄いお店だったので他のお店も気になります。とりあえず瀬田のお店に行くことにしましょう。

瀬田は車で行けば環八を使って簡単にアクセスできますが、電車となると駅から少し歩かないといけません。一番近い駅は新玉川線の用賀駅のようです。という訳で、今回は『用が』あったので用賀に来ました。地下道を通って地上に出たら、南南西に進路をとります。5分程歩いたところで交わる首都高速3号線の高架をくぐり更に南下しますと、国道246号線と環八が交わる瀬田の交差点に出ます。平面交差ですからラッシュ時には大変な混雑になります。チラシの地図によりますと、オーエムの瀬田店は環八に沿って上野毛方向に少し歩いたところにあるようです。環八に面しているのならお店もビッグだろうと思ってキョロキョロ見回しながら歩いていましたら、あるにはありましたがコンビニ風の小さいお店です。ビールやありきたりの日本酒を買うのでしたら小さなお店でも構わないのですが、珍しいワインを求める人間にとってはお店の規模は結構重要な要素になります。でもわざわざ訪ねて来たのですからお店に入ってみましょう。

お店の入り口付近には山積みされたビール箱と共に、そこそこ安いワインが何種類か並べてあります。やはり、クリスマス用のスパークリング系ワインとかカウントダウン用の2000年記念のミレニアムワインが目立ちます。小さなお店なのですが、お店の奥には狭いながらもワインカーヴがあります。二帖位の小部屋の壁に張りついた棚を3回位見ましたが、どうも気に入ったワインがありません。仕方がないので、カーヴの外の台に並んでいたワインの中からコスト・パフォーマンスの良さそうな2本をゲットしました。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) ウルグアイ: CATAMAYOR CABERNET FRANC (1998)

[仏語]: Vin rouge fruite et epice a base de cepage Cabernet Franc, provenant de la region de San Jose en Uruguay. A deguster avec viandes rouges et fromages.

[英語]: Fruty and spicy red wine made from Cabernet Franc grapes, produced in the San Jose area in Uruguay. Serve with red meats and cheeses.

[独語?]:Krachtige pittige rode wijn van de Cabernet Franc druif gemaakt, afkomstig uit de San Jose streek in Uruguay. Serveren bij roodvleesgerechten en kazen.

Alejandro Etcheverry - Enologo

ウルグアイのワインは着実に日本に浸透してきているようです。まだ馴染みのない方もおられると思いますが、お値段は安くても失望されることはまずないと思います。ウルグアイのワインは、それ位質が高く美味しいのです。ウルグアイが南米大陸に位置することはどなたもご存知のことと思いますが(私は中米のどこかだと思っていましたが)、南米の何処にあるかを正確に指し示すことの出来る人は少ないでしょう。地図で見ますと、丁度ブラジルとアルゼンチンに国境を接しているようです。『San Jose』地区は、勿論カリフォルニア州のサンノゼとは違います。美味しいワインを産出するアルゼンチンとほぼ同緯度にあって大西洋に面していますので、昼間は穏やかな陽光を浴び、夜間は葡萄の生育にとって最適な冷涼な海風に包まれることでしょう。これで美味しいワインが出来ない筈はありませんね。

なんとなく優しい味がします。同じ南米大陸の産とはいっても、チリのワインのように味の濃さとかコクとかがそんなに強調されていないのです。かといって淡白な味ということではありません。結構奥行きの深さが感じられます。隣国アルゼンチン産の赤ワインと比べると、未だ洗練された味とまではいきませんが、まあ、マイルドな味と想像されたらかなり当たっているでしょう。未だあんまり馴染みのないウルグアイのワインですが、これからも日本にどんどん進出して頂きたいものです。







(白) フランス: GREYMAN CUVEE SPECIALE AN 2000

『グレイマン』は、華やかで上品な香りと切れ味の良い辛口の味わいを持つ、フランス産スパークリング・ワインです。

”New Millenium”、いい響きですね!新しい千年紀を迎えるにあたって、この素晴らしい『BLANC DE BLANCS VIN MOUSSEUX−BRUT』で乾杯しましょう!

このスパークリングワインは、素晴らしい泡立ちをしていて、しかも殆ど甘さを感じさせない上品な辛口の味です。まるで高級なシャンパンを味わっているように感じます。やはり、このワインは2000年のカウントダウンをしながら頂くに限ります。私の場合は、『紅白歌合戦』から『ゆく年くる年』それに西暦2000年問題の瞬間も飲み過ぎて全く記憶が定かでなかったので、ちょっとタイミングは遅くなりましたがフランスで新年を迎えるあたりの元旦の朝に頂きました。シャンパンと言えば、今年のパリのカウントダウンはエッフェル塔の花火を見ながらシャンパンで乾杯するのがトレンディだったようです。でもテレビで見た限りでは、花火は仕掛けが塔そのものに取り付けたような感じで、日本でしたら安全上の理由で当局から絶対許可の下りないような企画です。このような歴史的建造物を花火の仕掛けに利用することを受け入れるとはパリッ子の度量も深いものだと改めて感心した次第です。











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