上野公園・Dマインマート





上野公園は、隅田公園と並んで東京の桜の名所です。何しろ交通の便が良く、しかも夜桜見物に欠かせない照明器具や宴の後始末に必須のごみ箱など、お花見のインフラが完備しています。それに施設だけでなく、上野公園という名前が多分にお花見客を引き付けているようです。特に会社のお花見では、貧相な場所に座ると会社の将来も危うくなりそうなイメージを与えてしまいます。たった2時間程の宴会でも一流の場所に陣取りたいのが人情でしょう。従って、場所取りは会社の命運をかけた壮絶な陣取り合戦の様相を呈します。会社によっては、仕事そっちのけで朝から若手社員を動員して場所を確保させます。でも首尾良く場所を確保しても宴会の始まる時刻までは見張り役の社員は何をするでもありません。確保した場所を離れることができないため、一日中花見客の立てる土埃を被りながらひたすら待つしかないのです。



上野公園の桜です。


一方、中堅社員達は買い出しに駆り出されますさすがに朝からということはなく、夕方近くに酒屋さんとかコンビニに行って気前良くお酒におつまみを買い込むのです。そういう訳で夕方4時位になると、あちこちの酒屋さんが混み合います。どういう訳か、上野公園の近くには酒屋さんがあまり見当たりません。どこで調達するのだろうと思っていましたら、街中のディスカウント店でガバと買い込んでタクシーで運ぶのだそうです。ついでに、テーブルの代わりとなるダンボール箱を酒屋さんから譲ってもらいます。正に一挙両得ですね。

Dマインマートは以前巣鴨のお店をご紹介しましたが、ここ湯島のお店も結構な種類のワインが揃っています。久しぶりに感動する種類と量です。買い過ぎても心配は要りません。何しろ、お店から湯島の駅まではほんの20m位の距離ですから。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: CHATEAU NEURIN HAUT-MEDOC (1997)

クオリティ・チャート(CHARTE QUALITE)


この特別なブランドのワインの数々は、世界的に著名なワイン・コンサルタントや醸造学の権威ら、傑出したスタッフによって造られています。

ボトルにもクオリティ・チャートのマークが彫り込まれています。ラベルの下の方にはワイン・コンクールでしょうか、銅メダル受賞という表示が書かれています。手頃なお値段なのですが、ボルドーの赤ワインらしく非常に濃い感じです。掘り出し物かもしれません。期待しましょう。

最近、新しいワインを買い込んでいないので段々とストックが底をついてきました。ワイン置き場(ただの収納庫ですが)の奥にあるのは、大抵が気楽に飲めないとっておきのワインです。ま、ようやっとPCも安定稼動を始めましたので、PCプロジェクトの完了を記念して開けることにします。シュポン!コン、コン、コン。。。グラスには芳醇な赤ワインが満ち満ちてきます。ボルドーらしい力強いワインカラーです。ところが飲んでみますと、これが非常に上品な味なのです。コクよりも渋味を強く感じます。従って、結構ドライな辛口の味なのです。これはきっと拘りのワイン専門店で買ったに相違ない。。。とチェックしてみましたら、以外にも上野の『Dマインマート』さんなのです。お酒のディスカウント店くらいにしか感じていなかったのですが、このような本格的なワインをさりげなく置いておくところなど、なかなかどうして大したお店です。







このマークは、『GROUPE TAILLAN』によって厳選されたクオリティ・チャートです。


(赤) フランス: ALBERT PARENT MERLOT (1997)

『アルベール パラン メルロ』は、よく熟した南仏産のメルロ種葡萄を使用しています。程よい渋味と滑らかな口当たりをお楽しみ頂けます。中口(重くも軽くもない)の赤ワインです。

シンプルでごく普通の赤ワインのようです。ヴァン・ド・ペイの格付けですが、普段飲むにはこういうタイプのワインで充分です。でも時には素晴らしい味に出会えることがあります。何時も。。。という訳ではありませんが。

ごく普通の赤ワインです。多少辛めですが、その分余計な甘さがなくて飲み易いです。こういうワインは、あまり自己主張しませんので大概のお料理に合わせることができます。常にワインは美味しくなければならない!ということはありません。お料理を活かしたい場合には、あんまり美味しいワインを合わせるとお料理が負けてしまいます。両方とも最上の組み合わせで、尚且つ両方を満足させられるのは。。。?それは一流のレストランです。





(白) フランス: BRINMOORE CUVEE BLANC DE BLANCS

『ブランムール・テーブルワイン』は、さんさんと照りつける南の太陽を一杯に浴びて生まれた軽快な飲み口の辛口の白ワインです。本場フランスでも日常ワインとして広く愛飲されています。よく冷やしてお飲み下さい。

どこかで見たことがあるな。。。と思っていましたら、ここにありましたぁ。。。ボツ。

ちょっと月並みな味でしたが、ほんのりとした甘みがあって飲みやすいです。割と淡白なお料理と合わせるとさらっと飲めていいと思います。デイリーワインの典型ですね。



(白) フランス: BEAUROY BLANC

『ボーロア・ブラン』は、ブーケを損なわないように低温発酵で仕込んだワインです。軽くてフルーティな程よい酸味の辛口の白です。若いうちに飲む方がより魅力を発揮するタイプのワインです。

二本まとめて買うと500円もしない激安のワインです。安ければいいというものではありませんが、ワインが欠乏している折りには救いの神様です。ダメモトで買ってみましょう。

桜が満開の夕暮れ時、窓を開け放して自由が丘の風を呼び込みます。気持ちがいいですねぇ。ちょっと晩御飯には早い時刻ですが、ワインの栓を抜きましょう。今夜は豪華お刺し身がお付き合い下さいます。超安いワインですが、これが意外とイケます。あんまり癖がないためか、お刺し身と良く合うのです。西の空が少し赤味を増した頃、爽やかな自由の空気が吹き込みます。おんや、自由の空気の中に少し花粉が。。。ヒエーーーッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハックション。。。















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