Chit Lom・ISETAN





さて、Topsでワインを1本ゲットしましたが、イマイチ物足りません。お隣りの伊勢丹なら何かあるかなと思って寄ってみることにします。ワールド・トレード・センターの中央にある巨大な吹き抜けを興味深く眺めながらZENデパートとは反対側の伊勢丹に向かって歩いていきます。吹き抜けの回りには高級ブティックとかいろんなレストランが並んでいます。中でも、吹き抜けの縁にあってビルの内部全体を一望できるカフェバーはお勧めです。暫しの憩の一時を過ごせます。さて、日本のデパートでは食品売り場は地階と相場が決まっているのですが、何故かタイのデパートでは4階とか5階にスーパー形式の食品売り場を置いているところが多いようです。伊勢丹デパートでは、リビング用品や家電製品が並べられている5階の一画にスーパーマーケットがあります。立ち寄ってみますとお店の雰囲気や品揃えは日本と全く変りません。入口のところにはワインを山積みしてお客さんを呼び込んでいました。どれどれ。。。と眺めまするに、見慣れた海外もののワインばかりのようです。例によって、『タイランド?』と尋ねますと『アッチ→』と指差してお隣のワインショップを教えてくれました。

よくよく見ますと、スーパーのお隣に小さなワインショップがあります。私好みの清潔できれいなお店です。入ってみましょう。ふーーーむ、なかなか本格的なワインショップですね。奥にはちゃんとセラーも備え付けてあります。フランス産を中心にして、いろんな国のいろんな種類のワインが並んでいます。またまた『タイランド?』と尋ねますと、『コレ↓』と指差してくれます。入口の横にも沢山置いてあったのですが、例の『Chateau de LOEI』の特徴ある鶏のラベルのワインです。このワインは、タイのみならず世界でも一番のホテルと言われる『The Oriental』の会長さんが直々に葡萄作りに参加されたシャトーで造られたそうです。オリエンタル・ホテルの評判はバンコクに来て初めて知りましたが、このワインも主要なワインショップに置かれているところを見ますと、タイでは結構知名度が高いようです。一度買い込んだワインでしたのでかなり迷ったのですが、他にタイ産のワインが置いてなかったものでここでタイサンする訳にもいかず結局1本ゲットしました。帰ってからチェックしたら生産年が違っていましたので救われましたが。。。



店内は結構明るかったのですけどね。もうカメラも限界かな?早く買い換えないと。。。


そうそう、2日目のバンコク半日ツアーをご紹介することになっていましたね。ホテルに着いたのが夜中の1時頃だったのであまり眠れませんでしたが、朝早く気持ち良く目覚めて初めてのメナム(チャオプラヤ)川に感激し、バイキング・スタイルの朝食を頂きます。割と豪華なメニューでしたし、珍しい果物なんかもあってついつい食べ過ぎてしまいます。ツアーは9時に出発ですが、バスでなくいきなり船に乗り込みチャオプラヤ川を遊覧します。観光の船といっても日本で見かけるような大型の船ではありません。それでも通路を挟んで左右4人掛けですからゆったりしています。エンジンは船舶用かどうか疑わしいのですが、船の後部の床にむき出しのまま置かれていてカバーも何もありません。従って全速で走る時は相当の騒音になります。スクリューと舵は一体化しているようで、船長さんがスクリューに連動する(と思われる)長い棒(シャフト)を器用に操って自在にスピードと進路を調節していきます。船の両脇には舳先(へさき)から勢いよく跳ねた飛沫(しぶき)がかからないようにと青いビニールの布が張ってあるのですが、それにしても凄まじい飛沫です。もうバッチイなんて言っておれません。



いかにもタイの寺院らしい煌びやかで華麗な装飾です。やっとタイに来たという実感が湧いてきます。


最初に訪れたのは三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台になったことでも知られる『ワット・アルン』という寺院です。中央の塔の装飾は、特に朝夕の時間帯にキンキンキラキラ輝くことでバンコク市民にも親しまれているそうです。船からも段々とその塔が視界に広がってきます。それにしても高いですねぇ。



寺院の入口には船の渡し場がありますから観光にはとても便利です。船着き場から短い桟橋を渡りますと、小さな公園があります。ここには巨大な錦蛇を首に巻いた観光客目当てのおじさんがたむろしています。蛇の好きな方は試されても宜しいかと思いますが、私は苦手なのでなるべく見ないようにして寺院の入口に進みます。ここは本当は何がしかの入場料を払わないといけないようですが、隣の本堂から入るとそのまま通り抜けることができます。本堂の中では若い女性がお坊さんから椀に入った水を頭から掛けられていました。タイのお正月には『水かけ』と呼ばれる風習があるそうですが、これは単なるおまじないのようです。それにしても、若い女性までもがお坊さんからお払いを受けるとは、タイは敬謙な仏教の国ですね。



寺院の中央の巨大な大仏塔の中には入れませんでしたが、ある程度の高さまでは登れます。とても急な階段で、ハイヒールではちょっと危ないですね。塔の外壁をよくよく見ますと、その煌びやかな装飾を手に取るように見ることができます。遠くから見るととても精緻なようですが、近くで見ますと割とおおざっぱに感じられるところがまた面白いところです。



バンコクには野良猫や野良犬が多く見られます。日本の野良猫や野良犬よりもかなり痩せていて、その上傷ついたが猫や犬が多いようです。シャムネコと言えば猫の中でも最高のランクだと思っていたのですが、タイの猫といっても全てがシャムネコという訳ではないようです。次の訪問地の王宮とエメラルド寺院、それにワット・ポー(寝釈迦寺)は『SOGO』編でご紹介します。





私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) タイ: CHATEAU DE LOEI CHENIN BLANC VIN BLANC (1999)

解説かどうか分かりませんが、ボトルの裏面に次の表示があります。



このワインはタイで最もポピュラーな銘柄だそうです。どこの酒屋さんにも必ず置いてあり、『タイのワインはありませんか?』と聞きますと、大抵はこのワインを紹介されます。日本円で千円以上しますから結構なお値段ですが、タイのワインとしての自信と誇りが感じられます。ちなみに、同じ銘柄の1998年産ワインは、ここをご覧下さい。

以前飲んだ時と同じ味ですね。少し酸味があって独特の風味をしています。慣れないとちょっと抵抗があるかもしれませんが、タイのワインだと思うとある種の感慨をもって味わえるでしょう。タイに行かれましたら是非試して頂きタイワインです。













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