野沢・信濃屋 野沢店





三連休の中日は素晴らしい上天気に恵まれました。風もなく春のような陽気でしたので、お買い物がてら三軒茶屋まで歩いて行くことにします。何時ものルートでは面白くないので裏通りを歩くことにしましょう。昼下がりの燦燦とした陽光を浴びながらのんびりと歩いていきますと、早春とはいっても歩くにつれて体がポカポカと暖まってきます。少し汗ばんできますが、気持ちがいいですね。花粉が飛ぶ前のこの時期が一番春らしく感じます。

それはさておき、いつもなら駒沢のオリンピック公園を通って246に出るところ、ちょっと違ったルートをとろうと裏道に入りましたら道に迷ってしまったようです。町名は野沢なのですが、どうも位置関係が分かりません。ふと電柱を見ますと、『世界のワイン! 信濃屋 龍雲寺そば』という看板が貼り付けてあります。信濃屋さんなら面白いワインがあるかも。。。と寄り道をしていくことにします。電柱の案内板を頼りに歩いて行きますと、あちこちの電柱に同じような看板が貼ってあるのでどの方向に進めばいいのか迷ってしまいます。龍雲寺そばというくらいですから、お寺を探せばいい訳ですね!散々迷った挙句に、城壁のような高い土台の上に白壁で囲まれたお寺らしき建物が見えます。周囲をぐるっと回りますと交差点の信号に『龍雲寺』という標識が架けてあります。ここが龍雲寺なら信濃屋さんも近くにある筈。。。と、電柱を見上げますとまたまた信濃屋さんの看板が出ています。今度は方向と距離が表示されていましたので、何とかお店まで辿り着くことができました。ヤレヤレです。それにしても信濃屋さんの看板攻勢は凄いですねぇ。。。

看板の数の割には信濃屋さんのお店は小さいですね。ちょっとした町中のスーパーといった感じです。お酒の売り場はレジ裏の一番奥にあります。そんなに沢山のワインはありませんが、まずまずの種類が揃っています。チーズやおつまみも充実していますので、お買い物のついでにチェックしてみられては如何でしょうか?

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) カリフォルニア: FRANCIS COPPOLA ROSSO (1999)

COPPOLA ROSSO is a blend of: ZINFANDEL, SYRAH, CABERNET SAUVIGNON & SANGIOVESE.

My earliest memories as a child include wine. My family has always made wine. To hear it from my uncle Mikey, these were not fancy wines, but everyday wines; wines that were on the dinner table each night. Our Rosso blend captures the essence of those wines. Bright, fresh, and expressing vivid California fruit. These wines complement a wide variety of dining choices. They are suitable for any occasion. I hope you enjoy them.

Francis Ford Coppola, Proprietor



このコッポラのワインは、信濃屋さんのレジの前に何本かまとめて並べてありました。普通の酒屋さんでは結構なお値段がしますが、今日は特別にお安くなっているようです。これも何かの縁です。買っていきましょう。ところで、コッポラ監督といえば映画ゴッドファーザーで有名ですが、ワイナリーのオーナーとしても知られています。また、フルネームが”フランシス・フォード・コッポラ”なので、さる自動車メーカーの宣伝にも一役買っているということです。そういうことで、アメリカ人の間で知名度が高いためかどうか知りませんが、このワインは六本木のハードロックカフェでも定番の銘柄になっています。外人さんに混じって、ロックを聴きながらコッポラのワインを傾けるのもカリフォルニアチックでなかなかいいですね。

カリフォルニアのワインにしては非常に重厚な味をしています。ただ重くてコクがあるという以外に、このワインにはヨーロッパ系のワインにない独特な風味があります。恐らくジンファンデルのスパイシーな辛さが影響しているのでしょう。セパージュにもあるのですが、ジンファンデル種はカリフォルニア、シラー種はオーストラリア、カベルネ・ソーヴィニヨン種はフランス(だけではありませんが)、サンジョベーゼ種はイタリアと、このワインには世界の名だたる産地を代表する葡萄が使われています。このような大胆な葡萄の組み合わせは今まで見たことがありませんが、これにスペインのテンプラニーリョ種を加えたらどんな味になるのでしょうか?ねぇ、コッポラさん?







(赤) スペイン: DIEGO DE ALMAGRO RESERVA VALDEPENAS (1995)

『ディエゴ・デ・アルマグロ リゼルヴァ』は、スペイン中央部ヴァルデペーニャス産のフルボディの赤ワインです。オーク樽で熟成され、よく澄んで輝くルビー色をしています。飲み頃は16℃ー18℃です。

手頃な(つまり安い)ワインはないかなぁーーーと、あちこちの棚を眺めていましたら見覚えのあるラベルが目に留まりました。懐かしのアルマグロのワインです。でもこのワインの味にはあんまり馴染めなかったなぁ。。。と、よくよくラベルを見ましたら、産地名としてこれも超懐かしい”VALDEPENAS”の名前があります。おぉぉぉぉぉぉぉ。。。スペインの旅の想い出が蘇ってきます(ここをご覧下さい)。そうか、あの町の名前は『バルデペナス』ではなくて『ヴァルデペーニャス』と発音するんですね!なるほど、こっちの方がよっぽどスペイン的な響きがします。このワインを飲みながら、今一度楽しかったスペインの旅の想い出にふけってみることにしましょうほどに。。。

お昼にお腹が空いたので何かないかと冷蔵庫を覗いてみましたら、グラスに半分入ったワインが目に留まりました(←敢えて説明することもないのですが、今朝は不燃ゴミの収集日でしたので、ボトルに残ったワインをグラスに空けて瓶を出したのです。別にワインを飲むために冷蔵庫を開けたのではありません。)。おんや、こんなところにワインが。。。昼間っからワインを飲むなんて。。。と気は咎めましたが(←何をおっしゃるウサギさん)、今日は休日です!外はどんよりとして寒そうですが、窓を締め切った部屋の中はまずまず暖かです。唯一の暖房器具である効きの芳しくないエアコンをフル稼動させ、時折雲の切れ目から漏れる陽光で暖かさを補いながらグラスのワインを楽しむことにします。うーーーん、美味しいっ。。。でも、グラスのワインは直ぐになくなってしまいます。そうなるとちょっと物足りないですねぇ。(←言い訳がましい。。。)もちょっと飲みたいなぁ。。。と買ったばかりですが、このアルマグロのワインを頂くことにします。以前、このグラン・リゼルヴァを飲んだときはそんなに好きにはなれませんでしたが、リゼルヴァはどうかな。。。と思いながらグラスに注ぎますと、明るいルビー色をした軽そうな感じです。口に含みますと何かしら妙な甘味がします。この味に馴染めない方もおられると思いますが、飲んでいくうちにそんなに気にならなくなります。ヴァルデペーニャスのワインの特徴なんでしょうかね?

















戻る