有楽町・ビックカメラ有楽町店
生活必需品の家電製品が急に故障したもので、会社の帰りに代替品を買いに行くことにします。休日ならばお店巡りを兼ねて秋葉原にでも行くところですが、平日となるとゆっくりする時間がありません。近所の電器屋さんには置いていないちょっと特殊な製品ですので、どうしようかな。。。と考えていましたら、先週有楽町そごうデパート跡に巨大な家電店がオープンしたとのニュースを思い出しました。ちょうど帰り道だし、どんなお店だか分かりませんが寄り道してみることにします。
生憎の梅雨空に傘も持たずに来たもので、ポツポツと降りだした雨粒が気になります。有楽町駅を横に見ながら進みますと、雨空と夕暮れの闇であたりが暗くなったところに、強烈な照明に浮かび上がったビルが見えます。見覚えのある緩いV字型の形はまぎれもなく昔の有楽町そごうのフォルムです。ビルの入口に近づきますと、『ビックカメラ』の巨大看板が見えます。大型家電店とはビックカメラのお店だったのですね。開店してから間もないこともあるのでしょうけど、店内は人・人・人でごった返しています。何しろ中規模とはいえ、デパートまるごとのスペースをビックカメラのお店だけで占有するのですから、その大きさは推して知るべきでしょう。しかも単にスペースが広いというだけでなく、ありとあらゆる家電製品(ばかりではありませんが)が詰め込まれているのです。
これなら目的の品も簡単に見付かるだろうと思って売り場に行きますと、確かに品数は多いのですが私が探している品が見付かりません。こりゃ困ったな。。。となおも探しますが、結局ピッタリの品は見付かりませんでした。しょうがないですね、今日は諦めましょう。。。ここでそのまま帰ればこのページはなかったのですが、バッカスの神様の思し召しか、有楽町のビックカメラさんにもお酒の売り場があったのです。何で電器屋さんにお酒が。。。という疑問には私も答えられないのですが、何しろあるのです。傘もないのにワインを買い込んでどうする。。。という気持ちも無きにしも非ずでしたが、とにかく2階の隅っこにあるお酒のコーナーへ直行します。
渋谷のお店では狭いスペースにお酒が詰め込まれていたのですが、さすがにここは広いスペースを潤沢に使っていろんなお酒が棚一杯に並べられています。特にワインの品揃えは大変なものです。種類も本数もそんじょそこいらの酒屋さんとは比べものにならない位の凄さです。お値段は比較的安いものが多く、しかも開店記念ということもあってか、かなりお得な感じです。私にしては珍しく、激安のワインはパスして中級の品に狙いを定めます。本当は10本ほど買い込みたかったのですが、帰りのことも考えて4本に絞り込みました。何しに電器屋さんに行ったのか分かりませんが、電化製品の代わりに重いワインの袋をぶら下げて雨粒を避けながら家路につきました。
で、家に帰って念のためと、故障した電化製品のケーブルをもう一度つなぎ直したら。。。直ったぁ。。。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) フランス: CHATEAU DE SEGUIN GRAND VIN DE BORDEAUX (1999)
- 『シャトー ド スガン ルージュ』は、ボルドー地方のアントル・ドゥ・メール地区で造られた、ミディアムボディで辛口の赤ワインです。最新設備における完璧な醸造を行い、果実味豊かで調和のとれたソフトな口当たりが魅力です。カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロー種、カベルネ・フラン種の葡萄から造られ、シャトーで直接元詰されています。18℃ー20℃が飲み頃です。
生産地区は、『ボルドースーペリオール』となっています。スーペリオールとはワインのランクかと思っていましたら、地区の名前なんですね。ところで、この赤ワインは以前一度だけ飲んだことがありますが(ここをご覧下さい)、あの時は韓国の誇る激辛ラーメンと一緒に頂いたもので、さすがのボルドーの辛口ラーメン。。。いや辛口ワインも形無しでした。今回はちゃんとしたお料理と一緒に優雅に頂きましょうぞ。。。
どういう訳か急に引越しをすることになって、再びビックカメラさんにやってきました。勿論、ワインを買うためではありません。新居で必要になる電化製品を買うためです。『ビックカメラ』という名前からはとても信じられませんが、ここ有楽町のお店では本業のカメラ類の売り場は地下2階にあります。普通なら1階の一番いい場所に売り場をおくのでしょうけどね。で、私の目指す家庭用電化製品と寝具の売り場は地下1階にあります。1階にはテレビ類が置いてありますので、今日は1階と地下1階をぐるぐる回ります。相変わらず凄い人出です。成熟商品である家庭電化製品に未だこれだけの需要が残っていたのかと驚くばかりです。お買い物客の習性として、冷蔵庫の前に立つと無意識に全てのドアや引出しをバッタンバッタンと開けないと気がすまないようです。おじいちゃん・おばあちゃん、お父さん・お母さん、男の子・女の子、若いカップル(これはこの秋の挙式組みか?)、いやはや落ち着いて品定めも出来ません。何だか買う気が失せてしまって手ぶらで帰ってしまいます。
で、帰って冷蔵庫の食材使いっきり作戦として久しぶりにポテトサラダの山(本当に山盛りになってしまいましたが)を作って一緒に飲んだのが偶然にも2ケ月前に有楽町のビックカメラさんで買い込んだこのボルドーの赤ワインでした。これは美味しかったですね。素晴らしい香りと豊かなコクがあってボルドーらしさを堪能できます。辛口との解説ですが、辛さはマイルドさに変わり、果実味はコクに変わっています。1999年産でこのコクということは、よほど熟成の管理が良かったのでしょう。今もこのお値段で売られているかどうかは確かめてきませんでしたが(寄ればまたワインを買い込んでしまうもので)、何かのお買い物でお店に立ち寄られた際は是非チェックしてみて下さい。
- (赤) イタリア: CORVO (1999)
- 『コルヴォ・ロッソ』は、シチリア州産のI.G.T.等級の赤ワインです。肉のグリルやロースト、チーズなどの料理に合います。ネロ・ダーヴォラ種、ペッリコーネ種、ネレッロ・マスカレーゼ種の葡萄から造られ、やや辛口です。16℃ー18℃が飲み頃です。
もう100回位言ったと思いますが、今年の夏のイタリア旅行(あぁ。。。もう3週間だぁ。。。)ではシチリア州の州都であるパレルモを訪れる予定です(予定は未定にして決定にあらずといいますが)。シチリアの名物といえば、茹蛸(ゆでだこ)と岩塩ですが、魚介料理は勿論のこと、野性的な臓物料理なんかもあって、白ワインも赤ワインも何でもござれ!ですね。たった一泊しかできないのが残念ですが(つまり、訪問地をあまりに欲張り過ぎたもので)、もう。。。飲みまくっちゃうから!
色はほどほどの濃さだったのですが、このワイン。。。香りを嗅いでも飲んだ感じも何かしら普通のワインと違うのです。昔々出会ったような独特の香りと雑味(美味しくないという意味ではなくって、複雑なんだけど洗練された味ではない)が感じられるのです。そんな思いはラベルを見て何となく合点がいきました。私はシチリア島自体は殆ど知りませんが、アフリカとか中近東に近いこともあって、文化だけでなくワインの味にもいろんな要素が混じりあっているのかもしれません。あるいは、シチリア島独特の葡萄品種(私も今まで聞いたことはありませんでしたが)によるものかもしれません。ま、何はともあれ、あと3週間後には全てが氷解している筈ですが。。。
上段には『CASA VINICOLA』、下段には『DUCA DI SALAPARUTA』が書かれています。
- (赤) イタリア: PIAVE MERLOT (1999)
- 『ピアーヴェ メルロー』は、ヴェネト州のピアーヴェ川流域のボッターカルロ・ワイナリーで造られた若飲みタイプの赤ワインです。ルビー色をしていて、柔らかい果実味とソフトな口当たりが特徴です。メルロー種の葡萄から造られていて、ライトボディながら辛口です。18℃−20℃が飲み頃です。
I vini del Piave: cultura e tradizione della famiglia Botter da quattro generazioni.
ヴェネト州にはヴェネツィアがあります。ここからヴェローナを経てミラノに至る北イタリア地方には、沢山の湖と共にポー川があって(未だ実際には見ていませんが)、農業が盛んだそうです。ワインの産地としても有名で、ピエモンテ州、トスカーナ州と並んでヴェネト州のワインは高い評価を受けています。現地で頂くより一足早く、試飲の意味も兼ねて味わってみましょうかね。。。
もう、イタリア旅行の準備は万端!ヴェネツィアで本物のヴェネトワインを頂いた後でこのワインを味わうのも何ですから、前祝に乾杯といきましょう。トク、トク、トクッ。。。グラスにワインを注ぎますと、結構濃い色をしています。コクッ。。。飲んでみますと、そんなに重くはないですね。これならヴェネツィアのお魚料理とも相性がいいに違いありません。オリーブオイルをたっぷりかけたカルパッチョなんぞ。。。うひょーーーっ!
イタリアのワインにも遂に非コルク栓が登場したようです。
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