大倉山・田中屋



大倉山の梅祭りは以前に少し触れましたが(ここをご覧下さい)、2月も終わりだし、梅もそろそろ見頃かなと思って一念発起して大倉山まで行ってみました。大倉山梅林へは、東横線の大倉山駅脇の狭い坂道を登って行きます。おっと、その前に宴の準備をしなくてはいけません。大倉山駅前は昔の面影がまるでなくなったかのように完璧に再開発されています。駅前の通りの向こう側には東急の食品スーパーができています。手っ取り早くここでお酒のおつまみを調達しましょう。店内にはお惣菜が豊富に並んでいます。梅林にあまり設備がないことから、手軽に食べられるもの。。。っと思ってみていましたら本格的な握り寿司がケースに入っていました。なかなかネタが良さそうです。買いましょう!お酒は。。。と見回しましたが残念ながらありません。別のお店で調達しませう。

坂の入り口に着きますと、えらく沢山の人達が下ってきています。行くまで知らなかったのですが、この週末は丁度梅祭りがあっていました。着いた時刻が午後2時過ぎだったので下ってくる人達は帰り道なのでしょう。つーーーと見ますと、『岩田屋酒店』の看板が見えます。こんなところにと思いつつ中に入ってみました。大して期待もしていなかったのですが、奥の方には結構ワインが並んでいます。また、隅っこには小さいながらも立派なワインセラーがあり、ほの暗い空間にはそこそこのワインが眠っています。大倉山にも本格的なワインショップがあったのかァと思いつつ眺めていたら結構面白いワインが見つかりました。これは帰りに寄ってみなければと心に誓って、とりあえず300円ばかしのぐい飲みワインとビールを買い込みました。さあ、お酒もお寿司も揃いました。坂は急ですが梅林まで頑張って登りましょう。

梅祭りというからには、坂道のところどころにお土産の販売所とかお祭りにつきものの屋台が立ち並んでいます。なんと、オープナーとおつまみをセットにしたワインまで売られていました。まさかフルボトルのワインを買っていく人もいないだろうと思っていましたらいるんですねぇ。ついにお花見にもワインが登場するようになったのかと感慨深いものがありました。坂道を登りきると大倉山精神文化研究所の特徴あるギリシャ様式のドームが目にはいります。綱島や新横浜まで見渡せる小山のてっぺんに密かに佇むこの建物はいつ見ても感銘を受けます。梅林はここからさらに進んだところの盆地にあります。それほど梅の木が密集している訳でもありませんが、なにせ駅から近くて便利なため多くの梅見客が訪れます。商店街の人達がテント張りの中で即席販売をやっており、大倉山梅林特産の梅酒を販売しておられました。ホームページで紹介しようと思っていたら買い忘れてしまいました。

時間が遅かったせいもあり、また雨上がりで地面がグチャグチャだったこともあって、そんなに混んでいません。とある梅の木の下の適当なスペースを見つけてダンボール箱を敷いて即席の宴会場の出来上がりです。桜の季節なら花吹雪なのですが、あいにく梅の季節は杉の花粉の飛散する悲惨な状況です。でもせっかくですから梅を愛でましょう!小瓶からプラスチックのわびしいグラスにワインを注ぎクイッと飲み干します。それからお寿司を頂きます。なかなかいい味です。ふと見ますと隣の若夫婦は先ほどのセットでしょうか、フルボトルのワインを豪快に飲んでいます。そのうちにどこかのグループが歌い始めました。そろそろ帰りましょう。。。

で、帰りは来た道とは別の道にしましょうと思ったのが運のつき。。。以前と同じ道に分け入りえらい遠回りをしてしまいました。ついでに、酒の文字が目に入りまたまた酒屋さんに入ったら、これが結構品揃えが良くてついゼクトを買い込んでしまいました。田中屋さんといいます。結局、岩田屋さんには寄らずじまい。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) ドイツ: KELLER GEISTER

『ケラー・ガイスター』は、さわやかで気軽に飲める甘口のスパークリングワインです。

先週、渋谷のレストランで飲んだドイツのゼクト(スパークリングワイン)があまりにも美味しかったので(ここをご覧下さい)、同じ品が酒屋さんに売っていないかどうか探し回っています。このワインは同じ緑色の瓶に入っていますが、モーゼルワインの表示はありません。でも試してみませう。。。

確かに甘口ですが、それほどベタベタした甘さではありません。買い込んで直ぐに栓を抜いてしまったので、冷やし方が足りず、本来このスパークリングワインが持っていたであろう清涼感が充分に活かせなかったのは残念でした。やはり、ワインはお料理との相性もそうですが、飲む時の温度にも拘りたいものです。











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