自由が丘・大丸ピーコック
やれやれ、やっと私の引越しプロジェクトも無事完了しました。忙しさにかまけてお留守になっていましたホームページの方もまた再開したいと思います。忙しいといっても別にワインに縁遠くなった訳ではなく、相変わらず飲んでいたのですがなかなか文章にならなかったもので。。。
今度の住まいは東横線/大井町線の自由が丘駅のすぐ近くで何につけても便利です。渋谷へは勿論、中目黒から日比谷線で都心まで真っ直ぐに行けますし、大井町に出ればJR線も利用できます。反対方向に行けば二子多摩川、南に下れば横浜・川崎へも至近距離です。また、この街はすこぶるハイセンスです。名前からして、自由が丘とは何て素敵でしょう!以前『山の付く街はいい街』と書きましたが、『丘の付く街はもっといい街』といえるかもしれません。ただ、緑ヶ丘が大岡山よりいい街かどうかは別にして。。。東京南部は東急の鉄道網が発達していて、狭い範囲によく知られた路線が密集しています。東横線・大井町線・目蒲線・池上線などなど。。。特色のあるワイン屋さんも沢山あるのではないかと期待しています。これから新たなワイン・ハンティングをするのが楽しみです。
自由が丘駅の近辺には沢山の飲み屋さん・カラオケ屋さんに混じって、本格的なイタリアンとか中華とか焼き肉とか(何故か自由が丘には焼肉屋さんが多い)とにかく、食とエンターテイメントに関するありとあらゆるお店がひしめいています。でも、これらのお店は意外と狭い範囲にあるのです。駅から5分も歩けばもうそこは閑静な住宅街です。
自由が丘には、東急ストアと大丸ピーコックの二つのスーパーがあります。東急ストアは駅のすぐ隣りにあり、品揃えも豊富なのですが、ワインなどのお酒類はセールの時にしか売られません。大丸ピーコックは駅から2−3分歩いたところにありますが、結構大きな駐車場が付属していて車でのお買い物には便利なようです。地階から4階まで、日常のお買い物は殆どここで間に合います。
ここの1階のちょっと奥まったところにワインを始めとしてお酒の売り場があります。それほど規模は大きくありませんが、まあまあお手頃なワインが並んでいます。地階でちょっといいお惣菜に出会った日など、奮発してそれなりのワインを買いたいものです。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) フランス: BLANC DE FRANCE
- 『ブラン ドウ フランス』は、名前の通りフランスの白ワインです。とりたてて説明書きはありません。
この後の『ルージュ ドウ フランス』と対になって売られていました。お手頃なテーブルワインというべきでしょうか。
私の経験からすると、いいワインの必要条件はコルク栓が簡単にきれいに抜けることです。これは。。。というとコルク栓が軟弱で抜いている途中で栓がちぎれて折れてしまいました。やっぱり。。。と思いましたが、でも飲んでみるとこれがとても美味しいのです。紙パックに入った一升ものの国産白ワインに味が似ていますが、1/3ほどはとてもすっきりとした爽やかな味がしました。ボトル全部を一遍に飲むとちょっといやみな感じがするかもしれませんが、暑い日など、よーく冷やしたこのワインを頂くといいかもしれません。あまり値段はいいたくはありませんが、3本1,000円はとても安く(これはセールの時だけでした。。。)、価値あるお買い物だと思います。手軽に飲んでみていただきたいものです。特にこれから暑くなる気候には冷たく冷やして頂くとよいでしょう。ビールよりは後に残らないですしね。
- (赤) フランス: ROUGE DE FRANCE
- 『ルージュ ドウ フランス』もとりたてて説明書きはありません。
ちょっと安すぎますが、安くても美味しいものは美味しいのです。逆もいえますが。。。
赤で極端に安いワインはあまりたいしたことはありません。これも普通のテーブルワインと同じ感じでした。
- (赤) カリフォルニア: CARLO ROSSI CALIFORNIA RED
- 『カルロ・ロッシ』は、太陽と肥沃な大地が育んだやや辛口のテーブルワインです。軽い口当たりでさわやかな後味は世界各国でディナーに、パーティに、洋食に和食に楽しんで頂けます。
『カルロ・ロッシ』は昔よく飲んでいたワインです。お値段が安い割にはまずまずの味です。特に可もなく不可もないおとなしい感じです。
赤にしてはちょっと深みがないようですが、結構美味しく頂けました。 ただ、大瓶はあまりにかさばって冷蔵庫に入りきらないのが残念ですけど。。。
- (白) ドイツ: PIESPORTER MICHELSBERG (1996)
- 『ピースポーター・ミヒェルスベルグ』は、ドイツのモーゼル地方の代表的なワインで繊細でさわやか、そしてエレガントな味わいを十分にかもしだしているやや甘口のワインです。単品で、食前に8℃−10℃位によく冷やしてご賞味頂いてもよろしいかと思います。ちなみに、このワインはモーゼル地方のピースポート村にあるステファン社が造ったQBA上級ワイン(Qualitatswein)に格付けされています。
どこかで飲んだことがあるようなモーゼル・ワイン???と思いつつ、記憶を手繰ってみるにここにありました。でも一応生産年が違うので別々ということにしましょう。
1995年ほどではありませんが美味しかったです。酸味はそれほど感じられません。
- (赤) 日本: 牛久ワイン葡萄の城
- シャトーカミヤは、明治36年に日本人が最初につくったワインの城です。本場フランス・ボルドーのシャトーにひけをとらない本格的なシャトーです。合同酒精は、その時代からここを舞台に一貫したワインづくりを手がけ、ワイン醸造の先駆者としてさまざまな経験を積んできました。そんな伝統を受け継いでいるのが、まろやかなでやや甘口のスイートタイプの『牛久ワイン 葡萄の城』です。味わい豊かなワインとして、皆様に広く親しまれています。8℃−12℃くらいに冷やしてお飲み下さい。
最近は国産のワインでも結構お値段の張る銘柄がでてきました。このワインは中級ですが、海外の同程度のお値段のワインと比べて如何でしょうか。
このワインは極めて日本的な味をしています。スウィート・タイプとのことですが、後に残らない上品な甘みが感じとれます。刺身とステーキほどの違いがあるといってもいいでしょう。ステーキのコクを求める方には物足りないかもしれませんが、あっさりとした飲み口を好まれる方にはいいかもしれません。単純には海外のワインとは比べられないようです。
- (赤) 日本: BON ROUGE
- 『メルシャン ボン・ルージュ プラス』は、赤ワインにブルーベリーを加えた果実味豊かなフルボディの赤ワインです。話題のポリフェノールを通常赤ワインの約1.5倍含んだ、毎日のお食事と共に美味しく楽しめる健やかワインです。天然アントシアニン色素を豊富に含むブルーベリーは、『瞳の果実』として注目を集めています。
このワインは、多量に含まれるポリフェノールやアントシアニンが、長期間の保存や冷蔵で沈殿し、混濁することもありますが、全く無害で正常な製品ですので、安心してお召し上がり下さい。
プラスの意味は、ブルーベリーを加えたという意味のようです。ブルーベリーだけで造られた純粋のブルーベリーワインは、以前ご紹介しましたが(ここを見て下さい)、貴重な果実のせいか非常に高価なものでした。このワインは純粋でない分とてもお手頃なお値段でした。とかく日本人は体にいいという説が広まると一斉に飛び付く傾向があります。私も飛びつきました。。。
意外にといっては失礼ですけど、これは結構美味しかったですね。日本の赤ワインには珍しくコクがあり、味も悪くありません。ブルーベリーが入っているからでしょうか。そういえば、純粋のブルーベリー・ワインもかなりコクが感じられました。目隠ししてテストしたら評価はきっと高いと思います。これは通の方にも飲んでみて頂きたいお勧めの赤です。
- (白) 日本: ポレール うれしいワイン
- ぶどうの味わいを活かしたすっきりさわやかな飲み口。美味しい料理にピッタリで、飲みたいときに気軽に飲める、そんな『うれしいワイン』です。
『Polaire』はサッポロワイン(ビールではない!)から出されている葡萄の品種にこだわらない気軽に楽しめるワインのブランドです。
例によって、国産ワインと輸入ワインを使用して造られていますが、なかなか美味しいです。どういう訳か、赤で国産物と輸入物を混ぜたのに美味しいのはありませんが、白はイケます。赤は足を引っ張り合い、白はそれぞれの長所を伸ばすというところでしょうか。。。(別に他意はありませんのでヘンに想像しないで下さい)
- (赤) 日本: サントリー レゼルブ(卯歳ラベル)
- 遠くインドから日本まで、東アジア全体で、兎は月の象徴と考えられてきました。古代インドのサンスクリット語では、月の一名を『ウサギ』と言い、それが日本の『うさぎ』の語源になったという説もあります。中国では、兎は月に住んで不老不死の霊薬をつくとされてきました。日本では、『霊薬』は『モチ』に変わりますが、いずれにせよ、月に住む霊獣として、古くから尊ばれてきたことに変わりはありません。果実味あふれる香り、しっかりとしたコクを楽しめる、ミディアムボディのまろやかな赤ワインです。
ビールでは正月ラベルは珍しくありませんが、ついにワインの世界にもお正月ラベルが登場しました。中身は同じでもラベルが変わると新鮮に見えるから不思議です。干支にワイン。。。意外に似合います。
ま、平凡な味でしたけど結構美味しく頂けました。兎さんもワインを飲んだのか真っ赤ですね。おめでたいことです。皆さんもお屠蘇代わりにどうぞ!
- (赤) トルコ: VILLA DOLUCA RED
- このワインの名前は、『ドルジャ』と読むらしいです。解説はこれだけです。
"Cinsault" Marmara
"Karasakiz" Marmara
Dry, rich and graceful with a soft but distinct character.
18℃-20℃
でも、トルコの赤ワインであることだけは確かです。レバノンやギリシャがワインの産出国なのですから、トルコだってその筈です。シシカバブーでもあればよく似合うのでしょうけど、焼き鳥で我慢しましょう。『Produced and Bottled in Istanbul, Turkey』を見るとやはり感激しますね。まだ見果てぬ(そしてもう行くこともないであろう)イスタンブール!ああ。。。
このワインはとても綺麗な明るいルビー色をしています。グラスの底まではっきりと見てとれます。味もそんなに重くなく、軽い感じです。例えて言えば、キャンティ・クラシコに似ているでしょうか。とても上品な味です。トルコのワインというと、何かシシカバブーにでも似合いそうな異国の強い味を連想しますが、こんなにセンスの良い味だとは思いませんでした。新々世界のワインもなかなか実力がありますね。是非一度お試し下さい。
- (赤) カリフォルニア: CARLO ROSSI RED MUSCAT
- 『カルロ・ロッシ レッド・マスカット』は、太陽と豊かな土壌に育まれたテーブルワインです。香り豊かなマスカットを丹念に栽培して造ったこのワインは、芳醇でやや甘口に仕上がり、どんな食事にもぴったりです。ご家族やお友達と一緒にお楽しみ下さい。日本でもポピュラーなガロ社のやや甘口の赤ワインです。
マスカット種の赤ワインはとても珍しいですね。皮が緑色なのにどうして赤になるのでしょうか?
それはさておき、このワインには炭酸が入っているのか、それともマスカットの爽やかさでそう感じるのか、微発砲ワインのような味がします。それに、少し甘めなのでお酒を飲んでいるような気はしません。あまりお酒に強くない方でも美味しく頂けるのではないかと思います。
- (赤) フランス: WAITROSE WINE COTES DU RHONE (1997)
- 『ウェイトローズワイン ”コート・デュ・ローヌ”』は、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソーの葡萄から造られています。スパイシーな辛口のフルボディの赤ワインです。肉料理、スパイシーな料理、チーズなどに合います。15℃ー18℃でお飲み下さい。
ウェイトローズは、イギリス国内に展開するスーパーマーケットです。私もよくお買い物をしましたが、豊富な品揃えで何時も賑わっていました。ワインの種類も多かったように思います。ラベルの下の方を見たら、『シャトーヌフ・デュ・パプ』の表示がしてありました。やはり実際に訪れた地のワインには格別の思い入れがあります。
南仏産らしい軽やかな味わいです。いろんな葡萄が使われているせいか、ちょっと複雑な美味しさがあります。シチューとかブルーチーズと一緒に頂くと一段と味が冴えます。結構安いワインなのですが、そこはシャトーヌフ!いいですねん。。。
- (赤) 南アフリカ: MAISON DE LA CONCORDE KWV CAPE VIN ROUGE
- 『ケープ・ルージュ』は、サンソー、ピノタージュの葡萄から造られているライトボディの赤ワインです。渋味が少なく、フルーティで飲みやすいタイプです。軽く冷やしても美味しくお飲み頂けます。
お酒売り場の片隅をひょと見たらこのワインが何本か置いてありました。よしよし私が飲んであげましょう。。。
まあ、格別インパクトのある味ではありませんでしたが、安い割にはしっかりとした味で普通の日に飲むワインとしては十分です。
- (赤) チリ: CANEPA CHILEAN NOUVEAU (1999)
- 『カネパ チリ ヌーヴォー』は、チリの名門カネパ社の醸造技術を活かして造られた、軽やかで風味豊かな味わいのヌーヴォー(新酒)です。辛口タイプですが、渋味はやわらかです。
秋!実りの季節ですね。新しければ新しい程いいもの。。。お米!果物!お刺し身!古ければ古い程いいもの。。。ワイン!ウィスキー!。。。そうでしょうか?ヌーボーに関しては、1秒でも早く飲みたいものです。南半球産とはいえ、1999年のヌーボーは初めてです。どんな味がするのか楽しみです。
ヌーボーには、フレッシュさだけが取り柄のものと、若いながら素晴らしくコクのあるものとがあります。このヌーボーは、まさに早熟の赤と言えるでしょう。しっかりとした渋味と豊かなコクはとてもヌーボーとは思えません。将来更に熟成が進むのか、はたまた早熟のままで終わってしまうのか、それは神のみぞ知る。。。
- (白) 南アフリカ: KWV DEMI-SEC MOUSSEUX BLANC
- 『ドゥミ・セック』は、やや甘口の南アフリカ産のスパークリング・ワインです。
何時からか、ワイン売り場の片隅に南アフリカ産のKWVのワインが置かれるようになりました。安い方の赤ワインは試してみたのですが、これはスパークリング・ワインだもんで少し値が張ります。でも、大した値段ではないので私の誕生日祝いに飲もうと思って買い込みました。南アフリカ産のスパークリング・ワイン自体もかなり珍しいですからね。
やや甘口。。。と言うよりは、淡白な味と言った方がいいかもしれません。最初はシュパーーーッと勢いよく泡が立つのですが直に収まります。ま、あんまり沢山は飲めないですね。何はともあれ、貴重な経験でした。
- (カヴァ) スペイン: RONDEL EXTREME BRUT
- Rondel Extreme is an exciting new dry sparkling wine, excellent in the extreme. Its exquisite flavours and exceptional balance may exceed expectations.
ブルーボトルが印象的な『ロンデル エクストリーム』は、スペインの名門カヴァ(スパークリングワイン)メーカー『コドーニュ』が提案する都会的な新しいスタイルのカヴァです。フレッシュで洗練された辛口のそのスタイルは、スパークリングワインのある生活の楽しさをより一層輝かせます。
このカヴァはお酒の売り場ではなく、食品売り場の片隅に置いてありました。そのままなら何の興味も引かずに通り過ぎたのでしょうけど、『最近、自由が丘で人気の・・・』とか張り紙がしてあります。見たところ何の変哲もなく、自由が丘と何の関係があるのだろうと思っていましたが、どうも『都会的な新しいスタイルのカヴァ』に引っかけたようなのです。妙にプライドをくすぐる殺し文句ですね。そのせいか残り僅かになっていました。。。
説明書きの中に『ex・・・』が何回出てくるか数えてみたら、全部で8回もありました。余程の自信作なのでしょう。どれどれ。。。と飲んでみますと、これが結構濃いカヴァなんですね。アルコール度が11.5%ですから、殆ど普通の白と変わりません。飲むうちにどんどん重くなり、遂には1本飲み切らないうちに横になってそのまま眠ってしまいました。私にしては珍しいことです。まあ、この週末がこの世の終末(どう?)のような悲惨なお天気でしたので、昼間っからワインを飲むしかなかったんですぅ。。。
- (赤) オーストラリア: HARDYS STAMP OF AUSTRALIA SHIRAZ CABERNET SAUVIGNON (1999)
- 『ハーディーワイン』は、同社が1853年に南オーストラリア州アデレード近郊に創業して以来、その品質の優秀性と親しみやすさで広く愛されているオーストラリアのトップブランドです。『ハーディ スタンプ シリーズ』は、深みのあるルビー色で、心地よいアロマとまろやかなタンニンを持ったコクのある赤ワインです。産地は南オーストラリア州で、肉料理、パスタ、サラダ、濃厚なタイプのチーズなどのお料理に合います。ミディアムボディで飲み頃は15℃ー18℃です。
スタンプシリーズのワインは時々見かけますが、いかにもオーストラリア的な雰囲気がしていいですね。このワインは結構安かったのですが、ラベルとかボトルがとてもきれいです。こういうワインは大体当たり外れがありません。葡萄の品種もシラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンですから、コクのある美味しい味に違いありません。楽しみです。
最初はちょっと荒削りかなと思ったのですが、段々と豊かなコクが感じられるようになりました。安いパンと安いロースハムとこれまた安いプロセスチーズと一緒に頂いたのですが、逆にこの赤ワインの美味しさを引き出して大満足でした。気候も赤ワインと相性の良い秋になり、このような安くてグッドなワインに出会えますと幸せな気分になれます。
- (赤) その他日本: MERCIAN 健やかワイン BON ROUGE PLUS
- 『メルシャン ボン・ルージュ プラス ブルーベリー』は、赤ワインにブルーベリーを加えた果実味豊かなフルボディのワインです。話題のポリフェノールを通常の赤ワインの2倍含んでいます。毎日のお食事と共に美味しく楽しめる健やかワインです。また、ブルーベリーは、天然アントシアニン色素が豊富に含まれている果実として注目されています。
ブルーベリーが目にいいかどうかは分かりませんが、ワインにすると美味しいのは確かです。果実味が豊かでコクもありますので、赤ワインは苦手とおっしゃる方は先ずブルーベリーワインを飲まれたら良いかと思います。無理に飲まれる必要はありませんが。。。
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