玉川田園調布・SUPERMARKET DEN−EN
自由が丘から東横線沿いに線路脇の小道を奥沢方面にをぶらぶら歩いていくとなにやら大きな通りにでます。環状八号線です。この辺りはちょっと小高い丘になっているのか、なかなか眺めのよいところです。ついでに環状八号線にかかる歩道橋の上に上がるとはるか遠くまで見渡せます。川崎市の高層ビルも見えます。下を見下ろすと東横線の線路です。東横線は今いたるところで大規模な工事を行っています。通勤対策としては有り難いのですが、工事によって風景が一変したところもあり、ちょっと風情が感じられなくなったところなど寂しい気もします。都内では多摩川園とか田園調布の駅が随分立派になりました。田園調布は昔はこじんまりした小さな駅舎だったのですが、今ではホームは地下に潜り超豪華になりました。
そんなことを感じながら今度は環状八号線沿いに歩いていくと小さなスーパーに出会います。なんとなく外人の買い物客が多いなと思って中に入るとやたらと横文字が目につきます。まさかこんな小さなスーパーにワインなど置いていないだろうなと思いつつ、奥を見たらなんとなくワインのボトルらしきものが目にとまりました。近づいてみると、これはビックリ!凄い量のワインが並んでいます。どこでこんな量のワインを調達してきたのだろうとよくよく見ると、あの広尾にある『NATIONAL AZABU SUPERMARKET』のラベルが貼ってありました。ここDen−Enはその系列店らしいのです。どうりでチーズとか輸入物の食品が揃っているハズです。広尾店についてはここをご覧下さい。
これはと思って気合を入れ直して端っこから見てみますと素晴らしい品揃えです。奇抜な国のワインはさすがに置いてありませんでしたが、一応お馴染みの国は網羅しています。広尾店と同じようにオーストラリア産のワインが充実しています。私の好きなオレゴン産の白ワインも一種類だけでしたがちゃんと置いてありました。また、赤ワインで一番好きなチリ産の『LOS VASCOS』も置いてありました。ただ、これはレゼルバの付かない普通のワインのようです。『LOS VASCOS GRANDE RESERVE』についてはここをご覧下さい。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) フランス: MASCARET (1996)
- 『マスカレ』は、フランスのボルドー地方(アントル・ドウー・メールとコート・ド・ブライ)で産出される、セミヨン種70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%のぶどうを使った辛口の白ワインです。これらのぶどうの発酵前に、白ワインには珍しいマセラシオン・ペリキュールを導入し、その後ステンレスタンク内で6ケ月間シュール・リーを行います。これによって、ぶどうの香味成分が十分に引き出され、華やかで優しい果実の香り、ふくよかな飲み口を造り出しています。
この説明書きは専門用語があって読んでもよく分かりません。ただ、結構手が込んでいるような気がします。期待しましょう。
マスカレとかいう名前を聞くと、甘いマスカット種のワインを連想しますが、このマスカレはあまり甘さは感じません。でも爽やかでサッパリしていて、とても美味しいです。。。
- (白) イタリア: CANELLINO (1997)
- マスカット・ディ・アスティD.O.C.G.は、白ワインの貴族とも呼ばれ、古くからマスカット・ディ・カネリとして知られていました。その中でもカネリーノは、精選された甘く、白い、マスカットカネリのぶどうより造られたデリケートで風味豊かなワインです。食前酒として、デザートと一緒に、さらにはパーティに理想的です。6℃−8℃に冷やしてお飲み下さい。
ラベルの柄がちょっと挑発的でつい買ってしまいました。なんとなくドイツのラインワインに感じが似ていますので、きっと甘口の飲み易いワインと思います。
最初グラスに注いだとき、少し泡が立ったので微発泡性のスパークリング・ワインかなと思ったのですが、普通の白ワインでした。マスカットから連想されますように、この白ワインは素晴らしく上品な味をしています。まさに、白ワインの貴族といってもいいでしょう。飲んでみて分かったのですが、ラベルの女性が挑発的というのではなく、女性向きの甘い飲み口のため、パーティの食前酒として最適で、故に着飾った女性が描かれているのではないかと思います(ちなみに、アルコール度は4.5%で辛口ビールよりも軽い位です)。男の人には甘すぎると感じられるかもしれませんが、よくよく味わうとその上品さがお分かり頂けるのではないでしょうか。
- (赤) チリ: LOS VASCOS (1995)
- 英語の解説文の上に日本語のワイン表示のラベルがペタリと貼ってあり、うまく剥がせませんでした。同じかどうかわかりませんが、多分これと同じだとおもいます。日本人には必要ないと思われたかもしれませんが、何もピッタリ同じ場所に貼り付けなくてもよさそうなものを。。。
『LOS VASCOS GRANDE RESERVE』があまりに素晴らしかったので、RESERVEの付かない普通の『LOS VASCOS』がどのような味なのか試したくて買い込みました。ただ、生産年が1年遅いので比較になるかどうかわかりませんが。。。
このところずっと白ワインにはまっていたのですが、久しぶりに赤ワインを飲みました。恐らく大したことはないだろうと思っていましたが、さすがにチリ有数のブランドだけあって1000円チョットのお値段にもかかわらず、ちゃんとしたコクと本物の渋味がありました。『GRANDE RESERVE』の深さには及びませんが、素晴らしい出来です。お店にはまだまだ沢山残っていましたのでDen−Enの近くにお住まいの方は是非試してみられては如何でしょうか。
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