日本橋・三越本店
確か三越デパートはイギリスのハロッズ(Harrods)と提携していたような気がします。共に両国を代表する百貨店です。ハロッズは、ロンドンのナイトブリッジ(KnightBridge)にお店を構えています。昔、ロンドンの街中を歩いていたら、突然(恐らく全体が濃いこげ茶色だったと思いますが)巨大なビルが目に入りました。『Harrods』の特徴ある字体でそれとわかりました。外はなんとなく貧相に見えますが、中に入ると金ぴかに飾られていました。世界の一流店だけあってお客さんも紳士・淑女ばかり。。。でもなかったようですが。
三越デパート本店は地下鉄銀座線の駅名にもなっているほどですから、行かれたことのない方でもその大きさは想像できると思います。昨今の経済不況の中、三越デパートも高額なお買い物をするお客さんは少なくなったかもしれませんが、地下の食料品売り場は相変わらずの人出です。お店も商品も高級感があり、そしてお客さんもどことなくハイセンスです。
私はハロッズに入ったものの、あまりよく店内を見ることなく直ぐにお店を出てしまいましたが、ハロッズには地下に充実した食料品売り場があるそうです。[訂正: 以前、ハロッズには食料品売り場がないと書きましたが、実際にはワインコーナーも含めて地階に素晴らしい食料品売り場があるそうです。訂正の上お詫び致します。]ちなみに、アメリカのデパートにもちゃんと食料品売り場があります。余談ですが、アメリカ南部を旅行した帰りにニューヨークに二泊しましたが、あいにく何年ぶりかの大雪でしかもホテル(ブロードウエイに近く、ちょっと古めかしいですが部屋数は多くとても安い)のレストランが何かの催しで閉鎖されていたため、リトルイタリーの近くのデパート(名前は忘れましたがNYで一番大きい)で買ったスモークサーモンとワイン、それにテイクアウェイのイタリアン・デリカテッセンで買ったパスタか何かでわびしく部屋で食事したことを思い出します。翌朝はすごい積雪で空港にたどり着くまでに更に悲惨な思いをしましたが(こういうときにはいろんなハプニングが起きてそれはそれで面白いんですう)。。。
三越本店のワイン売り場はさぞかし巨大だろうと思っていましたら意外とこじんまりしていました。それでも高級ワインから庶民的なものまで品揃えはかなり豊富です。売り場にそれほどワインを置いていないのは、お店まで来てお買い物をするのでなく、お電話で注文を受けるのかもしれません。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) イギリス: HARRODS ENGLISH WINE (1995)
- 『ハロッズ・イングリッシュ・ワイン』は、英国がワイン造りにおいても世界の一流国であるという素晴らしい証です。この軽やかな辛口の新鮮でぱりぱりした白ワインは、熱帯産果物の芳りであふれています。サラダや新鮮なお魚料理などと、あるいはこれだけでもお召し上がり頂けます。
このワインはハロッズ特注のワインのようです。Somerset州にある『Pilton Manor Vineyard』というワイナリーで造られた正真正銘のイギリスのワインです。『English Vineyards Quality Wine PSR』とありますので、結構美味しいのではないでしょうか。期待しましょう。
かなり本格的なワインです。甘さは殆どありませんが、ちょっと痺れるような感触が感じられます。ほどよい上品さがあり、さすがハロッズが見込んだだけあります。今年は英国フェアの年でもありますし、希少なイギリス・ワインを楽しみましょう!
- (白) チリ: GATO BLANCO CHARDONNAY (1997)
- 南米チリのビニャ・サン・ペドロ社は1865年に創立されたワイン造りの名門です。首都サンチアゴの南、チリ中央部の銘醸地『ロントウエ』地区にある同社の畑から産出される良質のブドウは、伝統と最新のテクノロジーとの結合による優れた醸造技術によって卓越したワインとなり、世界中のコンクールで非常に高い評価を得ています。
『ガトー・ブランコ・シャルドネ』は、リンゴとトロピカル・フルーツの華やかな香りに包まれたなめらかな舌触りと洗練された後味が特長の白ワインです。シーフードや上品な白身の肉の料理によく合います。10℃位に冷やしてお飲みください。尚、姉妹品にガトー・ネグロ(『黒猫』の意味ですが実際は赤ワインで、カベルネ・ソーヴィニヨン種とメルロー種を使っています)とガトー・ブランコ(『白猫』の意味で、このワインと同じ名前ですがソーヴィニヨン・ブラン種のブドウを使っています)、それにガトー・ロゼ(『ロゼ猫???』ではなくカベルネ・ソーヴィニヨン種を使ったロゼワインです)があります。
以前に、『ガトー・ブランコ・ソーヴィニヨン・ブラン』をご紹介しましたが(ここをご覧下さい)、このワインは同じ『ガトー・ブランコ』でもシャルドネ種を使って造られました。ラベルの解説も最初の部分は殆ど同じ(微妙に違っていますが)ですが、後半は完全に書きかえられています。恐らく非常に美味しい白ワインだと思います(確信しています)。
なんか涼しくなったら急に白ワインの味が感じられなくなりました。この『ガトー・ブランコ・シャルドネ』も盛夏だったら最高の味だったのでしょうが、季節が変わると味まで変わってしまいます。私も随分勝手な人間です。。。
- (白) フランス: MUSCADET DE SEVRE ET MAINE SUR LIE (1996)
- 『ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー』は、フランスのロワール河の河口から上流約120キロのワイン産地で造られる白ワインです。フルーティで新鮮な切れのよい辛口のワインです。一応A.O.C.にランクされています。
このワインも以前にご紹介しました『ムスカデ・セブル・エ・メーヌ』(ここをご覧下さい)と同じワイナリーで造られたようです。期待しましょう!
甘口でもないし、辛口でもないし、爽やかさも今一つのような気がします。再度挑戦してみましょう。
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