茅ヶ崎・皆川酒店



茅ヶ崎といえばサザンですが、これはあくまで湘南の海のあたりの話です。JR東海道線の茅ヶ崎駅で、心地よい眠りから覚めた目を擦りながら下車しますとなんとも興味深い街に降り立ちます。昼間と夜とではまるで印象が違うのでしょうけど、飲み屋さんが多いのです!ちょうど、暗闇に蛍があちこちで光りを放っているように、細い路地のそこここに郷愁を誘うネオンが輝いています。それも10軒や20軒でなくもっーーーと。全ての人が東京まで通っている訳ではないのでしょうけど、長い通勤で疲れた後さらに地元でネオンに吸い込まれていく人もいらっしゃるのでしょうか。スナック風の飲み屋さん以外にも、いわゆる飲食店の数は多いようです。とにかく通りを歩くだけでお寿司の甘酸っぱいにおいが鼻をくすぐります。単に空腹だったからでしょうか。。。

駅前のロータリーから無秩序に道が走り、初めての人には迷ってしまいそうですが、絶対迷わないところに皆川酒店があります。ロータリーに面していますので直ぐわかります。わからなければ交番のおまわりさんに聞いてみましょう。このお店は食品とお酒のお店です。こじんまりとしていますが、湘南のお店らしくとてもセンスのよい飾り付けがしてあります。ワインも珍しいものからちゃんとしたものまで、数は少なくてもなかなか魅力的です。奥の隅っこには小さいながらも立派なワインセラーがあります。一人が入ると一杯になりそうなミニセラーですが、とてもよく管理されているようです。茅ヶ崎にお住まいの方には一見の価値があります。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) ドイツ: MUHLHEIMER GRAFENSTUCK (1997)

『ミュールハイマー グラーフェンシュトゥック』は、ファルツとラインヘッセンの境界に近い小さな町で造られるワインです。輝くような美しい赤色、果実味あふれる風味があり、軽やかな味わいがあります。飲み口のよいやや甘口の赤ワインです。生産者は『ヴィンツァーケラー レイニンガーランド』、生産地域はファルツ地域、等級はQ.b.A.(クーベーアー)、葡萄の品種はポルトギーザー種です。また、このワインは、自家葡萄園元詰のワイン、つまり生産者が葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精こめて行い、生産量も限られた手造りの逸品です。ドイツ銘醸ワインといっていいでしょう。

ドイツ産には珍しい赤ワインです。前にもドイツの赤ワインを飲みましたが(ここをご覧下さい)、ちょっと。。。でした。今度はなかなかいい色をしていますので期待が持てそうです。

これは非常に美味しいです。いわゆる、重量級のコクと渋味がある赤でなく、とても軽くてその上ちょっと甘いのです。きつい甘さでなく、とても爽やかな味です。こってりしたお食事と一緒に頂くより、点心とかクッキーとかいった甘目で軽いおつまみと一緒に頂くと更に美味しさが増します。赤ワインには少々抵抗のある女性には最適と思います。是非お試し下さい。



(赤) オーストリア: WINZERHAUS BLAUER ZWEIGELT (1997)

『ブラウアー ツヴァイゲルト』は、代表的なオーストリアの赤ワイン品種です。明るい輝きのルビー色、心地よいフルーティな香り、こくがあってマイルドで、イチゴのような新鮮な味があります。辛口です。生産者は『ニーダーエスターライヒ州ワイン生産者共同組合』、生産地はブルゲンラント州、等級はQualitatswein(クヴァリテーツワイン)、葡萄品種は『ブラウアー ツヴァイゲルト』種です。このワインも、自家葡萄園元詰のワイン、つまり生産者が葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精こめて行い、生産量も限られた手造りの逸品のオーストリア銘醸ワインです。

ヴィンツアーハウスとはこのワインを造った会社の名前のようです(『Produced and Bottled by Winzerhaus Gesmbh − Vienna Austria』と書いてあります)。ドイツの赤ワインも珍しいのですが、オーストリアの赤ワインは初めて見ました!ラベルを張り替えたらボージョレと間違いそうです。なんとなく美味しそうな予感がしますゥ。。。

オーストリアの赤ワインとしても珍しいのですが、味もなかなかいいです。ちょっと甘めかなァと思っていたのですが、とても上品な軽い酸味があり美味しかったです。赤とはいってもお魚料理とよく合います。特に鍋料理との相性は抜群です。是非お試し下さい。



(草) 中華民国(台湾): LYCHEE CHIEW

解説はありませんが、『Grand Gold Medal of The 1997 World Selection』とあります。

楊貴妃も生きていたら大好きだったであろうライチで造られたワインです。Taiwanのワインも初めてなら、ライチワインも初めてみました。またまた冒険心がムクムクと頭をもたげ、よせばいいのに買い込んでしまいました。美味しければ(まずくなければ)いいですけど。。。

たとえ楊貴妃が生きていたとしてもこれを好んだかどうかは大いに疑問の残るところです。何しろ甘い!招興酒の甘さといったら当たっているかもしれない。さすがに一口しか飲めなかった。。。どうしよう。。。

その結果は、ここをご覧下さい。











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