アメヤ横丁・二木



アメヤ横丁も随分変わりました。昔はおじさん・おばさんの歳末の定番のお買い物ストリートだったのですが、今では女子高校生とか中国の方が目立ちます。女子高生のお目当ては安売りの化粧品で、中国の方のお目当てはお魚と肉と中国直輸入の食品のようです。センタービルの地下などはまるで中国の商店街そのもののようです。判読しがたい表示の商品名に混じって『上海蟹』が積み上げられていました。上海蟹はそろそろ解禁になる頃と思いますが、本場上海でもなかなか食べられない高価なものです。何年か前に上海で解禁直後の上海蟹を食べ、ひどいアレルギーが出たことがあります。それ以来口にはしていませんが、小ぶりですけど紐に結わえられてもまだ足(というか手)を動かしている蟹をみると懐かしくもあります。

アメ横でワインも売っているのでしょうか?これに答えられる方はかなりの通だと思います。アメ横には幾つかの通りがありますが、パチンコ屋さんはあっても酒屋さんはまず見当たりません。ところが。。。です。なんとお菓子屋さんの奥でひっそりと売られているのです。御徒町寄りの通りから入ったところに『お菓子の二木』という大きなお店があります。かなり複雑な構造をしているのですが、お菓子に限らず一般の食品も売られています。とにかく激安です。問屋としての役割もあるらしく、山のような食品を買い込んでいかれる方もおられます。ここの乾きもののおつまみは大変な種類と量です。全部食べたら顎が外れてしまいます。

で、ワインなのですが一番奥に別会計で小さなお酒のコーナーがあります。大した種類でもないし、お菓子とワインを一緒に買っていかれる方も少ないのでしょうか、結構埃を被っています。ただ、ケース入りの箱に入っているワインはさすがに新しく綺麗です。

♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭

またまた、ブドウ品種のご紹介です。以前にご紹介したここと比較されると面白いと思います。

赤ワイン

■カベルネ・ソーヴィニョン

黒い果実を思わせるコクのある香り、渋味と酸味たっぷりのどっしりとした味わいです。ボルドーの他、全世界で人気です。

■メルロー

ふくよかな優しい香りと丸みを帯びた味わいです。ボルドー以外に、最近はイタリアやアメリカでも人気です。

■ピノ・ノワール

華やかな香り、そしてビロードのような喉ごしが魅力です。ブルゴーニュの代表的な品種です。渋味は少なめです。

■ガメイ

フルーティな味と花のような香りがします。軽くて飲みやすいボージョレー等に使われます。

■グルナッシュ

地中海の太陽に照らされて果実の風味がたっぷりです。アルコール度は高めです。ローヌの赤やロゼに使われます。

■シラー

コショウのようなスパイシーな香りと紫がかった赤が特徴です。コクと渋味があり、仏ローヌやオーストラリアで多く栽培されています。

■マルベック

渋味が強く、がっちりとした印象のワインになります。アルゼンチンでは人気の品種です。

■カリニャン

良く言えば親しみやすい、悪く言えば凡庸とでもいいましょうか。フランスでは抜群の人気を誇る品種です。安心できる味です。

■ジンファンデル

果実の風味とたっぷりのコクがあります。カリフォルニア固有の品種で、ロゼ風に仕上げるとホワイト・ジンファンデルになります。

■ネッビオーロ

香り高く、果実の風味もたっぷりです。同時に渋味もかなり強く、どっしりとした味わいがします。イタリアの代表的な品種です。

■サンジョヴェーゼ

華やかで優しく、そして軽やかな味と香りです。イタリアではキャンティの他、さまざまなワインに使用されます。

■テンプラニーリョ

芳しい香りと上品なコクがあります。スペインのリオハ地方の代表的な品種です。色はやや淡い感じです。


白ワイン

■シャルドネ

酸味とコクが豊かで果実味もたっぷりです。広く栽培されており、その印象もさまざまです。ブルゴーニュの代表的な品種です。

■ソーヴニヨン・ブラン

みずみずしい草の香りが特徴です。さっぱりとした飲み口は親しみやすく、さまざまな地域で栽培されます。

■セミヨン

酸味は少なく、やわらかで厚みを感じさせる味わいです。仏ソーテルヌでは極上の甘口になります。

■ピノ・ブラン

酸味と香りは控えめですが、まろやかでバランスのいい味わいがあります。仏アルザスの他、さまざまな地域で栽培されています。

■リースリング

青リンゴを思わせるグリーン系のフレッシュな香りです。さっぱりとした酸味も特徴です。アルザスやドイツに多い品種です。

■ゲヴェルツトラミネール

グレープフルーツのような華やかで甘い香りとボリューム感のある味わいで人気の高い品種です。

■ミュスカデ

酸味が豊かなすっきりとした味わいです。柑橘類の香りに加えてかすかな磯の香りもします。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) イタリア: SALVALAI CHIANTI ANTANE (1996)

『サルバライ キャンティ』は、トスカーナ州の代表的なライトボディの赤ワインです。サンジョヴェーゼを主体として造られ、フルーティな香りとマイルドな飲み口が特徴です。ピザやパスタなどと一緒に少し冷やして(12℃ー15℃)、気軽にお召しあがり下さい。

『サルバライ』とはこのワインを造った会社のようです。正確には、『サルバライ社のキャンティ・タイプ』の『ANTANE』という名前のワインとでもいうのでしょうか。でも『ANTANE』の意味は分かりません。。。

非常に飲みやすい軽いタイプの赤ワインです。キャンティは初めて飲みましたが、なかなかいいです。コクの点では物足りない方もいらっしゃるとは思いますが、逆に淡白さが長所にもなっています。女性向きではないでしょうか。



(赤) チリ: REY DE LOS ANDES SELECCION VINO TINTO (1997)

『レイ・デ・ロス・アンデス セレクスィオン ヴィノ ティント』は、豊かな果実の風味、こくのあるまろやかな味わいのワインです。日々気軽に楽しめます。

『CENTRAL VALLEY』産のワインのようです。『Vina Cono Sur』という会社で造られたようですが、どこかで見たような名前なんですけど。。。

これは超安かったのですが、ラベルに解説してありますように軽いふくよかなコクがあります。チリの赤ワインの中では、これこれに次ぐ美味しさといってもいいかもしれません。とても飲みやすいですから赤が苦手な方も一度試してみて下さい。それにしても、失礼ながら『お菓子の二木』さんでこんな素晴らしいワインを売られているとは想像もしていませんでした。これだからワイン・ハンティングは止められない。。。











戻る